飲む薬の数が減ることで、薬が飲みやすくなることが期待されています。


2型糖尿病がある方の膵β細胞機能の観点からみた早期治療の重要性と、リベルサス®錠の有効性・安全性について、川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学教室 教授 金藤 秀明 先生にご解説いただきました。


注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ

初期は副作用(嘔気)でやすいが経過とともに軽減する。用量依存ではなく0.3μgが一番多い(ビクトーザ)。なので屯服で制吐剤を出すケースも多々あり、慣れてきたらやめる。

経口GLP-1受容体作動薬 リベルサス®錠が、2021年に発売されました。
今回は、糖尿病治療の目標を見据えた上で、日常臨床において如何にリベルサス®錠を活かしていくかについて、奈良県立医科大学 医師・患者関係学講座 教授 石井 均 先生にご解説いただきました。

リベルサス錠(経口セマグルチド)の実力を他の糖尿病薬と比較☆PIONEERシリーズから専門医がわかりやすく解説!

「セマグルチドは、糖尿病だけでなく、肥満症に対する治療薬としても2023年に承認されている。セマグルチドやチルゼパチドに関しては、体重減少や血糖低下だけでなく、心血管イベントや腎イベントのリスク低下効果も報告されはじめており、今後ますます注目される薬剤となっている」としている。

投与方法は、毎日の注射薬、週回の注射薬、毎日の内服薬の種類があります。注射薬の中でも、毎日よりは週回で済むタイプが最近は人気です。インスリン注射で自己注射に慣れており抵抗がない、という方は注射薬を選択されることもありますが、注射は怖い・抵抗がある、という方は飲み薬を選択される方が多いです。在宅自己注射と言えど、院内でスタッフからレクチャーを受け、説明書通りに行えば難しいことはなく、痛みもそれほどではありませんが、内服薬で済むのであればそちらの方がありがたい、という意見もあり、内服薬の登場は朗報でした。

[PDF] リベルサスの費用対効果評価結果に基づく価格調整について

しかし、内服薬のリベルサスは、胃で吸収されやすくするために、下図のごとく飲み方に注意が必要です。

リベルサス(一般名:セマグルチド(遺伝子組換え))は、GLP-1受容体作動薬と呼ばれる薬剤です。
GLP-1はホルモンの一種で、膵臓のβ細胞に存在するGLP-1受容体と結合してインスリン分泌を促し、血糖を降下させます。内因性のGLP-1はDPP-4という酵素によりすみやかに分解されますが、GLP-1受容体作動薬由来のGLP-1は分解されにくいため、良好な血糖コントロールが期待できます。
なお、リベルサスの成分(セマグルチド(遺伝子組換え))は、2型糖尿病治療薬の注射剤「オゼンピック」の成分と同じです。

[PDF] リベルサス錠に関する費用対効果評価 [第 1.0 版]

ご監修・ご出演
東京医科大学茨城医療センター 薬剤部 部長 松本 晃一 先生

リベルサスは、血糖に依存してインスリンの分泌をうながすとともに、グルカゴン(血糖を上げるホルモンの一種)の分泌を抑えて血糖降下作用を示すGLP-1受容体作動薬です。単独の使用であれば低血糖になるリスクが低く、体重が減少する効果も期待できます。通常、GLP-1受容体作動薬は消化酵素によって速やかに分解されてしまいますが、リベルサスは吸収促進剤を添加することで経口投与を可能にしています。


GLP-1受容体作動薬は注射薬が主でしたが、近年内服薬(リベルサス)も開発されました。

2型糖尿病治療における経口GLP-1受容体作動薬リベルサス®錠への期待について、GLP-1による血糖調節メカニズムや本剤の臨床試験データから、公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院 理事長 稲垣 暢也 先生にご解説いただきました。

[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..

昨年2021年2月5日に発売された経口のGLP1受容体作動薬;セマグルチド(商品名:リベルサス®)ですが、発売直後は2週間処方しかできませんでしたが、2021年12月1日ついに長期処方が解禁されました!

し、リベルサス®とオゼンピック®の2剤間での使用実態の違いについて比較・検証する.

・体重減量を兼ねたいとき、食事療法の改善としてリベルサスを使用する。

オゼンピックは週1回製剤ですが、リベルサスは毎日内服の薬です。 単剤 ..

・吸収促進剤のSNAC(サルカプロザートナトリウム)が局所的にpHを上昇させ、タンパク質分解酵素からセマグルチドを保護する。いずれの規格にもSNACが1錠300mg含有されている。300mgが一番効果的のため、リベルサスは1回2錠で服用しない。

用いられる薬剤である.一方,GLP-1受容体作動薬はまず経口薬を多剤併用しても十分な血糖降下作用が達成

リベルサス®錠の効果を発揮させるためには、患者さんに正しい服用方法を理解・実行していただくことが重要です。
今回は、リベルサス®錠の服用方法の設定根拠と、服薬支援のポイントについて、東京医科大学茨城医療センター 薬剤部 部長 松本 晃一 先生にご解説いただきました。

2024年8月加筆修正 DPP-4阻害剤(シタグリプチンなど)による低血糖、胃腸障害、急性膵炎と薬剤性肝障害.

リベルサスは、2型糖尿病に適応があります。
通常、成人には1日1回3mgから投与を開始し、4週間以上投与したあと1日1回7mgに増量します。
なお、状態に応じて投与量は適宜増減しますが、1日1回7mgを4週間以上投与しても効果が十分にあらわれない場合は、1日1回14mgまで増量できます。

(リベルサス以外は注射薬)表4 インスリン注射のタイミング、持続時間と主な製剤の比較 ..

世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬、リベルサス®錠の誕生により、2型糖尿病治療における選択肢の幅が広がりました。日本人の2型糖尿病がある方を対象に、DPP […]

リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について

・トルリシティ皮下注→リベルサス内服へ切り替え(1名)の例。7mg/日を服用後、体重減少が見られた。脂肪は減少するが、筋肉量はほぼ変わりない。食行動が良くなったとのこと。

DPP4阻害薬であるスージャヌ配合錠が処方されていたため、健康被害を未然に防 ..

さらに、そこから「少なくとも」分間は、他の飲み物、食べ物、薬は一切摂らず、胃の中で先ほど飲んだ水と薬をそのままにしておく必要があります。分を越せば、そこで物を口にしてもよいですし、時間、時間とそのままにしておいても大丈夫です。時間が長くなればその分胃の中で薬が吸収されますので、例えば薬の効きがいまいちだ、という場合は内服後分より多く時間を置くことで効果を強められる可能性があります。

処方されたお薬の作用を正しく理解し、指示どおりの時間・回数を守ることが大切で

・ペプチド骨格8位にアミノ酸修飾を施しDPP-4に対する安定性を向上。また26位にリンカーと脂肪酸の結合化学的修飾、34位に脂肪酸結合を阻止するよう設計され、セマグルチドの分解を遅延させる。半減期は約1週間まで延長される。

《DM治療薬指導ポイント》 ・DPP-4阻害薬のSEに関節痛・シックデイの際はSGLT2とビグアナイド薬は必ず中止・リベルサス ..

フルイトランを健康な成人に投与した試験では、投与から100分以内に利尿効果のピークがあらわれ、その効果は約6~7時間持続したと報告されています。そのため、フルイトランを服用する際は、外出や就寝のタイミングに配慮する必要があります。
一方、血圧に対する効果を検討した試験では、朝1回の投与で翌朝まで降圧効果が持続したと報告されています。

2017年創業の比較的新しい製薬会社ですが、最新設備を有し750以上の製品 ..

体内に投与されたビデュリオンからは、生分解性マイクロスフェアの分解に伴って、徐々にエキセナチドが放出され、血中濃度を1週間にわたって維持できる。副作用は注射部位硬結、悪心、便秘、嘔吐が多い。

[PDF] セマグルチド(リベルサス錠)に関する公的分析の結果 [第 1.10 版]

「本研究は、日本人の2型糖尿病患者で新規GLP-1受容体作動薬(セマグルチドやチルゼパチドなど)の治療効果を比較した初めての研究となる。今回の研究では、薬剤間だけでなく用量による効果の違いも検証しているため、より個々の患者さんに適した薬剤選択につながることが期待される」と、研究グループでは述べている。

セマグルチド 7mg と比較した HbA1c の変化量の差の 95%信用区間はプラセボ、経口セマグ

これまで登場してきたGLP-1受容体作動薬は注射しかありませんでしたが、リベルサスはなんと飲み薬!!

内因性のGLP-1はDPP-4という酵素によりすみやかに分解されますが、GLP-1受容体 ..

世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス®錠の処方を開始する際の説明のポイントや服用されている方をどのようにフォローしているか、また消化器症状を […]

2 型糖尿病患者では、2 型糖尿病を有さない被験者と比較して急性膵炎のリスクが高く72,73、インク

非薬物療法(食事療法+運動療法)を行っても十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病の方を対象とした臨床試験において、リベルサスを服用していないグループではHbA1cが平均で0.3低下したのに対して、リベルサスを服用したグループではHbA1cが平均で0.9~1.5低下したという結果が得られています。