紅白歌合戦で聴きたいのは口パクのアイドルグループとかじゃなく、こういった本気で音楽をやってる素晴らしい演奏と歌なんだよ!
COBRA(コブラ)は、1984年に音楽家のが考案(作曲)した、ゲームスタイルを取り入れたのスタイル。ゾーンは、このスタイルで制作したアルバム『コブラ』(1985年 - 1986年録音)も発表した。日本ではのが取り入れている。
PianoDuo【Ruce】るーちぇ · 3:50 · スペースコブラ COBRA 連弾ピアノ演奏 演奏は特定行政書士 矢部久美子先生
グループ分けされた演奏者がプロンプターと呼ばれる指揮者の指示によって即興演奏を行う。の要素が大きく取り入れられているのが特徴である。約10名のプレイヤーがプロンプターを中心に半円形に並び、プロンプターの指示する19枚のカードとそれに対応したサインによって音楽が作られていく。楽器の構成はその時に応じてまちまちであり、1人で複数個の楽器を持つことも珍しくない。また、楽器を持たない「声」だけのプレイヤーも存在する。
19枚のカードの詳細、ハンドサインなどに関してはゾーンにより厳しい守秘義務が強いられており、演奏者・プロンプターは外部に漏らすことを禁じられている。[]
コブラは、1984年にジョン・ゾーンが作曲したゲームの理論を応用した即興演奏のシステム。プロンプターは、お馴染みの巻上公一が担当。
交響曲第9番ニ短調
誰かさんの打ち込み
2008
Hodie Tempus Collection CD 12348
(ただしwmaファイルのダウンロード)
許光俊がHMV通販の連載エッセイ「言いたい放題」にて「謎の指揮者」として採り上げていたコブラのブル9を遂に聴く機会が訪れた。某掲示板のブル9スレに貼られていたリンク先から全曲ダウンロード(192 Kbpsのwmaファイル)することができたのである。(2ユーロと表記されているのになぜか無料で落とせてしまった。)さっそく試聴を開始した。だが、これはいったい・・・・・・
出だしのブルックナー開始こそ何とかかんとか弦楽合奏と聞こえたが、直後の「ラー」はオルガンみたいなのでヘンだなあと思っていたら1分40秒以降の電子音オンパレードに呆然。そして絶句。ブルックナーが粗悪なゲーム音楽になっちゃったよ(号泣)。実はシンセサイザーが用いられているという情報は上記スレから得ていたのだが、ここまで酷い代物だとは思っていなかった(心の準備不足)。第1楽章から順に47:21、18:35、39:08でトータル105:04という驚愕のプレイタイムではあるが、それに言及する気にもなれない。どうもおかしいとは思っていたが、生身の人間がこんなナメクジ級テンポに耐えられる訳がない。特に長時間トレモロを刻むことを強いられる弦楽器奏者は堪ったものではない。きっと腱鞘炎を患う団員が続出しストライキが起こるだろう。(追記:後日某掲示板の【珍演】トンデモ盤総合【奇演】スレにて「一部の曲でオケが演奏を拒否して通常テンポで収録したのをPC処理で2倍テンポにしてピッチ調性したとの説もある」という書き込みを見た。)
とにかくゲテモノ以前の作り物ゆえ評価にはまるで値しない。究極の論外盤である。"wav full CD file quality (44kHz 16 bit)" とやらは5ユーロだそうだが誰が買うかヴォケ!
おまけ
その業者のページには以下のクレジットが記されているけれど、今となっては虚しさが残るだけである。
EUROPA PHILHARMONIA ORCHESTRA
VIENNA SYMPHONY LIBRARY
MAXIMIANNO COBRA, Conductor
「なんじゃそれ」としか言いようがないぞ。ちなみにJ.
アメリカ・ニューヨークの音楽家ジョン・ゾーンのドキュメンタリー映画「Zorn」三部作の上映と、彼が発案した即興演奏“コブラ”の地元ミュージシャン / ゲストによるパフォーマンスが楽しめるイベント「JOHN ZORN'S DOCUMENTARY & COBRA in INA」が、8月24日に長野・ニシザワいなっせホールで行われる。
[PDF] ジョン・ゾーン《コブラ》の研究 : 即興演奏を素材 とした ..
ゾーンは1953年生まれのサクソフォン奏者、作曲家、編曲家、インプロバイザー、プロデューサー。その多彩で膨大な演奏と作品でジャンルを横断し続けている。彼の70歳を記念して作られた「Zorn」は、ゾーンの音楽制作の現場に密着したもの。「彼女のいない部屋」「蛇の道」などで知られる映画監督・俳優のが監督を務め、2010年から12年かけて撮影した。
同作の上映条件は、“コブラ”を演奏すること。そのため、全国でも昨年から東京、札幌、名古屋でしか上映機会がなかった。今回は伊那谷作戦 水谷浩章部隊14名がゾーンの代表作を演奏する。
『コブラ - COBRA -』前野曜子 【スペースコブラOP】バンドカバー ..
> > > > > 許光俊の言いたい放題 『謎の指揮者コブラ』
これだけははっきり言える。ジョン・ゾーンの音楽がなければ、私の人生は全く違うものになっていたと思うし、彼の日本での活動がなければ、日本の音楽シーンは今とは全然違うものになっていたんじゃないかって。大袈裟でもなんでもなく、そのくらい彼の存在は私にとって大きい。この映画でジョンの音楽と出会い直すことは、自分自身の出発点を見つめ直すことでもあり、この先の未来をどう作って行くかの巨大な問いでもあると思っている。必見!【大友良英】
本研究は,アメリカの音楽家,ジョン・ゾーン(JohnZorn 1
ジョン・ゾーンは、驚くべき決断力で、たくさんの音楽家に道標を作る天才の中の天才である。
ジョンが日本の音楽シーンに与えた影響は計り知れない。
ぼくは彼と同時代に生きていることに感謝したい。
最愛の友人であるジョン・ゾーンの70才の誕生日におめでとうを言おう。【巻上公一】
[PDF] 即興演奏を素材 としたコラージュとゲームをめぐる考察
1970年代半ばにNYのダウンタウンの音楽シーンに入り、即興的なアーティストとコラボレーションしながら実験的な音楽を作曲する新しい方法を開発した。1985年にノンサッチ・レコードからエンニオ・モリコーネの映画音楽を過激に再構築した『The Big Gundown』がリリースされ、広く賞賛された。自身が率いるバンド〈Naked City〉、〈Painkiller〉などでパンク・映画音楽・カントリー・フリージャズなどの影響の元さまざまな手法を取り入れた実験的な演奏を行い、そのアルバムに世界から大きな関心が寄せられた。
親日家としても知られ、80年代後半から90年代前半、高円寺に住んでいた時期があり、日本の歌謡曲・映画などにも非常に詳しく、山塚アイ、巻上公一、灰野敬二、吉田達也など、日本のミュージシャンとの共演も多数、日本の音楽シーンに多大な影響を及ぼした。90年代半ばに自身のレコード・レーベル〈Tzadik〉を設立、増え続ける膨大な新曲を録音し、リリースしている。また多くの注目すべき実験音楽・映画音楽・ユダヤ人アーティスト・若手アーティストの作品を多くリリース、プロモーションしている。
自身の出自であるユダヤ文化の研究に取り組み、クレズマーなどユダヤ音楽のアイディアに着想を得て〈Masada〉プロジェクトシリーズとして数百曲を作曲し、マサダ・カルテットやマサダ・ストリングスなどの、ジョン・ゾーンが愛する仲間といくつかのグループで発展しながら演奏されている。
〈John Zorn’s COBRA〉など即興演奏家のためのゲームスタイルを取り入れたゲームピースも多数考案している。
クラシック音楽家のための作品も多数作曲し、Kronos Quartet やニューヨークフィルハーモニーなど世界中のオーケストラやアンサンブルで演奏されている。
ミュージシャンによる作曲プロセスについてのインタビューやエッセイを集めた書籍「Arcana」シリーズを継続して発表し続けている。
また2005年に前衛的なパフォーマンス・スペースであるThe Stoneをニューヨークのダウンタウンに設立、現在もグリニッジ・ヴィレッジのザ・ニュー・スクールで継続して寄付と限定CDの販売のみで運営している。どの作品もプロジェクトも非常にユニークで実験的で思索的であり、膨大な仕事量と作品群は他の追随を全く許さない。世界中の音楽ファンから尊敬され、注目され、影響を与え続ける天才中の天才である。
主な共演者に、マーク・リボー/Marc Ribot、フレッド・フリス/Fred Frith 、マイク・パットン/Mike Patton、ビル・ラズウェル/Bill Laswell 、ビル・フリーゼル/Bill Frisell 、クリスチャン・マークレー/Christian Marclay、アート・リンゼイ/Arto Lindsay、ネッド・ローゼンバーグ/Ned Rothenberg、ジョイ・バロン/Joey Baron、イクエ・モリ/ Ikue Mori 、シロ・パプティスタ/Cyro Baptista など。
本論文は,アメリカの音楽家,ジョン・ゾーン(John Zorn 1953- )の代表作《コブラ(Cobra)》
ジョン・ゾーンが考案した複数のミュージシャンのためのゲーム形式の即興演奏システムである。プロンプターからの指示と、ミュージシャンによる合図、メンバー全体の意思疎通によって予測不可能な演奏が進行していく。システムの詳しい内容はジョンゾーンの口伝により、限られたミュージシャンにしか伝えられておらず、今回はジョンの意向により巻上公一がプロンプターを務め、この日限りの特別メンバーによるCOBRA東京作戦が開催される。
既に発表されている「へでもねーよ」「青春病」「旅路」、ストリーミング累計2億回再生を突破した「きらり」、紅白歌合戦でサプライズ生演奏 ..
集団即興演奏のプロンプターとして、そして陽気なサックスプレイヤーとして、またNYのライブハウスの芸術監督として多面的に活躍するジョン・ゾーン本人の姿を捉えたドキュメンタリー。ジョン・メデスキやマイク・パットン、ネイト・スミスとのライブや練習風景、NYのサウンドスタジオでジョンのレコーディングに飛び入り参加する本作の監督でもあるマチュー・アマルリック、日本の歌謡曲研究家としても知られたジョンの日本での足跡を辿るパートではヒカシューの巻上公一など、各国のアーティストとジョンの交流が多彩な音楽とともに描かれる。
【楽譜】コブラ / 前野 曜子(メロディ譜)提供:大岡晋平 | 楽譜@ELISE
ここでは主にジョンの多様な作曲作品の魅力が紹介される。彼はフリーミュージックやグラインドコア、弦楽四重奏やアルカイックな女声合唱まであらゆる音楽表現を自在に操り、そのどれにも縛られず軽やかに音楽の世界を飛翔する。詩のように挿入されるジョンの人生や哲学から、彼の音楽を構成する一端が垣間見える。ギタリストのマーク・リボーやジュリアン・ラージ、2022年にマッカーサー賞を授与したモリイクエも登場する。
楽譜のダウンロードとコンビニ印刷✨1曲110円から! @ELISE アット・エリーゼ · 詳細検索; 楽器・演奏形態でさがす ..
ピアニストのスティーブン・ゴスリングと、ソプラノ歌手バーバラ・ハンニガンの2人が、超絶技巧を必要とするジョンの新作歌曲に挑んでゆく過程をカメラが丹念に追う。自己のテクニックに行き詰まりを感じたバーバラの姿と、ジョンのジャズバンド仲間たちが野外で演奏している朗らかな表情が対照的に編集され、そこからジョンが生み出そうとしている新しい音楽の片鱗が見えてくるようだ。
[PDF] JASMIM ジャーナル(日本音楽即興学会誌) vol
今年で14年目を迎えた即興音楽とアートの祭典「JAZZ ART せんがわ 2021」で、3年ぶりとなる「John Zorn’s Cobra(以下、コブラ)」のコンサートが、キーボード奏者・坂口光央によるオーガナイズのもと「John Zorn’s Cobra 東京作戦 坂口光央部隊」として実施された。計12名の参加メンバーの顔ぶれは本稿上部をご参照いただきたいが、こうした機会でもなければ揃うことのないバラエティに富んだラインナップとなっており、「背景を異にするミュージシャンたちが、背景を異にしたまま共同で即興的なセッションを行う」という「コブラ」ならではのコンセプトを、パフォーマンスとして実現することができたとひとまずは言えるだろう。
[Bass Cover] コブラ (playing: Otomania)
当日の模様をレポートする前に、まずは「コブラ」について簡単に触れておきたい*。「コブラ」はアメリカの音楽家ジョン・ゾーンが1984年に発表したゲーム・ピースで、集団での即興演奏をシステマティックなルールにもとづいて行うための作品である。タイトルは戦争を題材とした同名ボードゲームからインスピレーションを得ているという。通常の作曲作品のように譜面やテキストは公開されておらず、口承伝承を重視するゾーンの意向によって、その詳しい内容は秘匿とされている。ただし、1987年の2枚組アルバム『Cobra』には「コブラ」で使用するカードやハンドサインの種類および指示内容について簡潔に記載されたテキストが収録されている。とはいえあくまでも一部であり、このテキストからルールの全貌を把握することは難しい。また、インターネット上で検索するとより詳細に解説が加えられた非公式のテキストを見つけることもできるものの、その内容が実際にゾーンが手がけた作品とどこまで一致しているのかは確認することができない。
音楽・サウンド · 演奏してみた 弾いてみた Otomania ベース アニソン コブラ COBRA
アルバムに収録されたテキストと実際のパフォーマンスから「コブラ」の概要をごく大まかに説明すると次のようになる。パフォーマンスの場では、参加メンバーのうちの一人が指揮者に相当するプロンプターという役割を担う。プロンプターの目の前には記号が書かれたカードが多数置かれており、プロンプターはこのカードとハンドサイン等を用いて腕を振り下ろすことで演奏者に指示を出す。演奏者はプロンプターと向かい合って半円形に並び、指示に応じて即興的に演奏を行う。だが演奏者は指示を受けるだけでなく、自らハンドサインで意思表示をすることができ、時には「ゲリラ」というシステムを通じて演奏者が一時的に独立したポジションをキープし、他の演奏者に対して指示を出すこともできる。ゲリラ・システムは複雑にルール化されているが、演奏者がヘッドバンドを装着し、プロンプターが帽子を被ることで、ゲリラが発生していること自体は観客にもわかるようになっている。こうした「コブラ」の特徴とより具体的なプロンプターの指示内容について、ジョン・ゾーンを特集した『ユリイカ』1997年1月号に掲載されたテキストが要点を簡潔にまとめているので、重複する箇所もあるが引用しよう。
STAY FREE/COBRA(コブラ)の演奏されたライブ・コンサート
「コブラ」とは、ジョン・ゾーンが作った複数のミュージシャンのための曲であり、ゲーム形式の即興演奏システムである。参加人数は10名前後が望ましいとされる。演奏は、プロンプターがカードを示して、開始、停止といった単純なものから、デュオの設定、曲想や音量の変化、演奏のメモリーなどの複雑なものに至る演奏形態を指示し、また逆にミュージシャン側も目や鼻、耳と指を使ってプロンプターに意思表示をすることで進行する。この曲の大きな特徴は、ゲリラ・システムを内包していることで、これによってミュージシャン側もタクティクスを使うなどして独自に演奏を展開することができる。(『ユリイカ』1997年1月号、青土社、88ページ)