弾道調整機能付きドライバーの賢い使い方とは!? | マーク金井ブログ


「ダークスピードシリーズ」の中では標準モデルの立ち位置となりますが、立っているリアルロフト角から考えると、普段から高い弾道でスピンが多くて悩んでいるゴルファーにいいでしょう。またヘッドの慣性モーメントが小さいことから、芯を外したときのミスヒットに強い設計ではありません。スイートスポットに安定してミートできる腕前が必要だと思います。


2種類(D=つかまる、N=つかまりを抑える)のライ角調整が可能。 早見表はこちら(表示ロフトが9.0度・10.5度の場合)

ロフトを立てることでスピン量を減らし、強く低く速い打球で飛距離を稼ぐドライバーなんですね。ライ角についてはいかがですか?

コブラのドライバー全般に言える特徴のひとつが、立ち気味の設定になっているリアルロフト角です。今作は10.5度表示でありながらリアルロフトが9.0度と1.5度も立っています。このような設定は他のメーカーのドライバーではなかなか見かけません。ここまで徹底して立ったロフト設定をしているのは、「低打ち出し」と「ボール初速アップ」の狙いがあるからだと推察できます。加えてフェース側とヘッド後端に搭載されているウェイトを入れ替えると、打ち出し角を高くすることができるので、自分が求める弾道を見つけていくことができます。

【ドライバー】ロフト角9.5°・10.5°はどっちを選ぶべき?あなたに最適なクラブの選び方【ゴルファボ】【松本一誠】

「ロフト角が多くなればなるほどライ角の影響は大きくなります。なのでドライバーよりもフェアフェイウッドのほうがライ角の影響は大きくなります。つかまりが弱ければアップライトな方向に調整してみることで改善されるケースもあります」(小島慶太プロ)

「クラブの長さ」と「リアルロフト角」、「ライ角」の3つに特徴があると感じました。またコブラのドライバーが貫いている設計ポイントも見えてきました。

カチャカチャドライバー 各メーカーのポジション数とライ角について

単純に球がつかまらないと感じるとハンドダウンになる傾向になるし、つかまり過ぎれば知らず知らずにハンドアップに構えてしまっている可能性は高い。自分にマッチしたライ角であればクラブによって手元の高さを変化させることなく構えることでスウィングの再現性も向上し、再現性が高まればスピン量や打ち出し角、打ち出し方向も安定するからスコアに直結するというわけだ。

5Wのライ角をアップライト(左)とフラット(右)で打ち比べるとアップライトに設定すると球のつかまりはよくなる

Cobra LTDx ドライバーの調整方法 (調整ガイド – ロフトとライ)

フェアウェイウッド(以下、FW)でもロフト角やライ角調整機能が装着されているモデルは多数存在する。身長の高い低いにかかわらず、手元を高く構えるハンドアップや低く構えるハンドダウンの構え方でによっても調整する必要が出てくる可能性は高い。

次がテーラーメイドとスリクソンの12ポジションです。同じ12ポジションですが、テーラーメイドはライ角が4アップライトまで可能です。スリクソンはライ角が2度フラットまで可能です。変更可能ライ角の違いはスタンダードポジションのライ角の違いにあります。ステルスはライ角が56度、ZX5/7はライ角が59度になっています。


コブラ(Cobra)(メンズ)ダークスピード X ドライバー(1W

基本はカチャカチャさせないことです(笑)は基本、ライ角度をアップライト方向に調整させているだけ。理由は単純、カチャカチャできないドライバーの時もリシャフト時にはアップライト方向に調整して使っているからです。シャフトの装着角度というのはスイングに少なからず影響を与えるので、理想は自分がスイングしやすい、今までと同じような角度にシャフトを装着することをお勧めします。もしくは、捕まり具合を調整するためにカチャカチャさせて下さい。テーラーメイドのR1やコブラAPMはロフトを変えられると謳ってますが、ロフトを減らせばフェースは右を向き、ロフトを増やせばフェースは左を向きます。なので、ノーマルよりもボールを捕まえたいならばシャフトが左から装着された状態に調整(ロフトを増やす方向に調整)、ノーマルよりもボールを捕まえたくないならばシャフトが右から装着された状態に調整(ロフトを減らす方向に調整)して使いましょう。この方がスイングに違和感が出にくいし、イメージ通りの弾道を打ちやすくなります。

cobra KING LTD ドライバー ヘッド重量、スリーブ重量

例えば、ノーマルポジションからシャフトを180度回転させて再装着すると、ライ角がアップライトになります。これはスリーブがくの時に曲がっているからなせる技。180度回転させることでシャフトの角度が垂直方向に傾くからアップライトになるのです。

弾道調整式ドライバーの賢い使い方 その2 | マーク金井ブログ

さて、このカチャカチャ式ドライバー。は現在、のR1、グローレ、のXホット、のAPM、のG25、の913FD、そしてのi-EZONEを所有しています。それぞれスリーブの形、スリーブの角度は違っていますが、いずれも共通しているのはネジでシャフトを固定していること。そして、シャフトの装着方向を変えることでヘッドスペックを変えていきます。

マーク金井は現在、テーラーメイドのR1、グローレ、キャロウェイのXホット、コブラ ..

ヘッド単体の重量は193グラム。スリーブを装着すると199グラム前後。35~55歳くらいの男性で、体力が平均的もしくはそれ以上のゴルファーに適したドライバーだ。

Qi35 MAX LITE ドライバー Air Speeder TM(ドライバー(単品))

コブラ LTDx ドライバーの範囲は、ロフトを調整して打ち出し角度を増減する機会を提供するホーゼルで完全に調整可能です。

新着口コミ|ゴルフクラブ・ギア情報のmy caddie(マイキャディ)

キャロウェイのアジャスタブルホーゼルとは、
あなたに最適な弾道の高さ(ロフト角)と打ち出し角(ライ角)を調整することが可能になります。

スリーブ・ポジション別ガイド 8 通りのポジションからニーズに合ったセッティングを行う

ここ数年で一気に増えたのが弾道調整機能が付いたドライバー。シャフトからヘッドを取り外し、スリーブのポジションを変えることで弾道を調整できるいわゆるカチャカチャドライバー。テーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリスト、コブラ、ブリヂストンゴルフ、ダンロップ、ヤマハ、オノフ、プロギア、ミズノなど主要なゴルフメーカーのドライバーは弾道調整機能がついています。