イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。


また、イソトレチノインの服用中は、鼻の乾燥や日光過敏症もよくみられます。
日頃から保湿剤を塗ったり日焼け止めや日傘を使用したりし、なるべく副作用症状を防ぎましょう。


特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。

1ヶ月後に効果を実感される方もいますが、2~3ヶ月内服しニキビがよくなってくることも多くなります。

米国等で難治性ニキビの治療に使用されている「アキュテイン」(一般名:イソトレチノイン)については、妊娠中の女性が服用した場合に、胎児への催奇形性のおそれがあるため、米国食品医薬品局(FDA)では、インターネットや個人輸入により入手することのないよう、注意喚起を行っています。

イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。

イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシスを促すため 8、治療後もある程度は皮脂量の減少を認めます。しかし、収縮した皮脂腺のサイズはもとに戻るため、大部分の皮脂は戻ります。

副作用の中でも口唇炎や唇の乾燥は起きやすく、イソトレチノインの服用量が多くなるほど起こりやすいとも言われています。

下記のような対策により、イソトレチノインの効果を最大限に高めましょう。

ニキビは治療を受けずに放置していると、少しずつ症状が悪化してニキビ跡の原因になってしまうかもしれません。とくに膿の詰まった赤みのあるニキビ(嚢胞性ざ瘡)は難治性のニキビで深い場所の組織まで炎症が波及するため、ニキビ跡が残りやすいニキビです。イソトレチノイン以外の施術や治療で期待した効果を実感できないときには、早めにイソトレチノインの治療を開始することで、ニキビ跡の症状が悪化するのを防げるかもしれません。

イソトレチノインの作用は未知の部分が多くありますが、主に以下の3つが知られています。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

イソトレチノインはのことで、ニキビの根本治療薬としてアメリカをはじめとする海外では30年以上前から使われています。
イソトレチノインは、ニキビができる原因となっている皮脂を抑制させ毛穴詰まりを緩和させるため、治療の効果が非常に高く、と位置付けられているようなものです。
これまで「保険診療でたくさんの外用薬や内服薬を試したけど、ニキビの改善が見られなかった」「長年に渡ってニキビに悩まされてきたので根本的な治療がしたい」といったお悩みを持つ患者様には、試す価値のあるお薬です。
今回はイソトレチノインの効果や作用、気になる副作用や好転反応などについて詳しくご説明していきますので、ぜひご検討ください。

ニキビ跡の代表的な症状は「赤み」、「黒ずみ」、「盛り上がり」、「へこみ」です。ここではニキビ跡について、イソトレチノインで期待できる効果を紹介します。


イソトレチノインは何の薬ですか? A. 難治性のニキビで、他の治療法が有効 ..

ニキビ治療に高い効果が期待できる一方、多数の副作用が報告されています。

飲むニキビ薬「イソトレチノイン」は怖い?副作用や服用時の注意点

ニキビとは病態が異なりすが、皮脂腺が発達しすぎて肥大する「脂腺増殖症」での治療効果も認められており、治療終了後も皮脂腺が正常化している割合が多いことも報告されています 10

インスタライブにてイソトレチノインについての質疑応答を行っています。ご興味の ..

軽症のニキビに対しても、他の治療が無効であり再発を繰り返す患者さんへ処方しています。中等症以下のニキビに対しては、0.5mg/kg/日か、それ以下のイソトレチノインの低用量療法で効果が出る場合も多くあります 5, 6

アキュテイン 副作用は何かする余裕もないので、イソトレチノイン 効果は ..

肝機能障害・脂質異常症
イソトレチノインの服用中は、稀に血液検査の異常が起こるとされています。
ハートライフクリニックでは、検査値の異常を早期発見できるよう、購入時と継続するタイミングで血液検査を行わせていただいております。

頭痛
稀に起こる頭痛は軽度であれば、服用量を減らして調整しながら継続が可能ですが、症状が強い場合は中止が必要な場合はあるため、必ず医師にご相談下さい。

乾燥
服用中は体全体が乾燥しやすくなるため、お肌・唇の乾燥、ドライアイ、鼻出血などが起こる場合があります。
服用期間は保湿剤を使用して保湿を徹底することを心がけてください。

体の痛み
症状が軽度の場合は服用の継続が可能ですが、関節痛・筋肉痛・骨痛などで痛みが強い場合はご相談ください。
服用量・期間の調整、または中止などの対応をさせていただきます。

【イソトレチノイン治療】2ヶ月経過!副作用と肌の変化アップデート

当院で治療を受けたほとんどの患者が、以前に抗生剤や塗り薬などの皮膚科治療をすでに受けており、改善が認められなかったことを考えると、イソトレチノインの効果は非常に高く、再発率が低い治療と言えます。

ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin

様々な副作用があるため、イソトレチノインの服用は怖いと思う方も多いです。
ですが、どんな副作用があるか知っておくこと、副作用の症状の早期発見で悪化を予防することができます。

イソトレチノイン(ロアキュタン)でニキビ治療|クリニーク福岡天神

また、飲み始めてから1ヶ月後には血液検査を行います。
これは副作用が出ていないかどうかを調べるためです。
血液検査の結果次第でイソトレチノインの影響があると判断された場合は、医師の判断で治療が中止となる可能性があります。

⇒通常5か月間の治療期間で対応します。効果が弱い方や累積投与量を増やしたい方には追加で1-2か月の内服をお勧めします。

イソトレチノインは酒さのポツポツに対しても有効な治療で、メトロニダゾール、アゼライン酸、イベルメクチンといった酒さの塗り薬やビブラマイシンなどの酒さの抗生剤で治らない場合に試す価値があります。

※商品名としてはアキュテイン・ロアキュタン・イソトロインなどありますが効果は同じです。

重度のニキビ患者に対して約5ヶ月に渡って1mg/kg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、90%の患者で炎症性ニキビの95%以上の減少が認められました。また、用量依存的に有効率が上昇(つまり、用量が多ければ多いほど有効率が上昇)したことも報告されています 4

治療効果に応じて、さらに最長3ヶ月程度、治療を継続する場合があります。 ..

イソトレチノインは酒さのぼつぼつ(丘疹・膿疱)に効果があります。皮脂を減らすことで、酒さの原因の一つ、デモデックス(Demodex)と呼ばれるニキビダニを減らす効果もあるとされています。ぼつぼつには非常に効果が高く、皮脂を減少させることで顔の赤みが減る場合もあります。

日本では未承認の薬剤のため、薬局では販売しておりません。 ..

イソトレチノインはニキビに対する高い有効性が知られており、難治性ニキビや繰り返しできてしまうニキビに非常に高い効果があります。
また、現在できているニキビへの作用だけでなく、新しいニキビの発生を抑えてくれる作用もあり、内服期間にもよりますが、と言われています。

男女とも内服前1ヶ月、内服中、内服後も女性は6ヶ月、男性は1ヶ月避妊してください。 ..

ニキビの中でもぼこぼことした頬や顎のニキビは嚢胞性ざそうと呼ばれ、非常に治りにくいです。このタイプのニキビはイソトレチノインを使った治療が有効なケースが多いです。

特に、保湿効果の高いリップクリームや、ワセリンをこまめに何度も塗ることで、ひび割れを防ぐことができます。 ..

イソトレチノイン服用により、中性脂肪上昇・コレステロール上昇・肝障害頻度増加のリスクが上がります。そのため定期的な採血が推奨されており、欧米では
・飲み始める前
・段階的に服用量を上げていき、服用量がピークを迎えた一か月後
というタイミングでの採血が推奨されています。
医学的に合理的なタイミングはあるものの実際日本ではなかなかタイミングを計れないこともありますので、1カ月に1回程度の頻度で採血していれば問題ないと思います。若くて特に持病のない方であれば、服用開始1か月後、3か月後、6か月後に採血すれば十分でしょう。

ヶ月間は、約30%の患者に一過性のニキビの増悪(好転反応)がみられますが、平均して2ヶ月間~3ヶ月 ..

中等度のニキビ患者に対して約6ヶ月に渡って20mg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、98.99%の患者が改善し、その中で劇的に改善した患者が98.3%と非常に高い有効率が報告されています 3

イソトレチノインという強力なニキビ治療薬を服用していますが、一時期よくなったものの、三ヶ月ほどでまた元通り・・・。 ..

イソトレチノインを数ヶ月続けた後は、服用を辞めてもニキビは数年できにくいとされています。
服用を辞めた後に再発が起きにくいイソトレチノインの量や日数は、体重から計算できます。