フォシーガ錠10mg(アストラゼネカ株式会社)の基本情報・副作用
〈慢性心不全〉慢性心不全で重度腎機能障害患者又は慢性心不全で透析中の末期腎不全患者:投与の必要性を慎重に判断すること(本剤では腎機能低下に伴う血中濃度の上昇が報告されており、本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがある)、また、eGFRが25mL/min/1.73u未満あるいは末期腎不全の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
ダパグリフロジンの慢性腎臓病に対する薬理作用には、SGLT2阻害により、
〈1型糖尿病、2型糖尿病〉糖尿病で重度腎機能障害患者又は糖尿病で透析中の末期腎不全患者:血糖コントロール改善を目的として投与しないこと(本剤の血糖降下作用が期待できない)。
フォシーガにより腎臓病の治療は格段に進歩したと考えており、当院でも積極的に使用しております。
フォシーガとは?(SGLT-2阻害薬:腎臓病の新しい治療薬として)
〈慢性腎臓病〉慢性腎臓病でeGFRが25mL/min/1.73u未満の患者では、投与の必要性を慎重に判断すること(eGFRが25mL/min/1.73u未満の患者では、本剤の腎保護作用が十分に得られない可能性があり、また、本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがある)、eGFRが25mL/min/1.73u未満の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.2.1. 重度の腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者
フォシーガ錠10mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO
病態や飲んでいるお薬から腎機能を逆に悪くするリスクもあるため、これらの判断は時に専門医が行った方が良いもあります
結果として、フォシーガを服用すると血液中へ再吸収される糖が減少するため、血糖値が低下します。
SGLT2阻害薬であるフォシーガ(ダパグリフロジン)の腎保護作用 ..
糖尿病合併の有無を問わない慢性腎臓病患者さんを対象に、フォシーガ錠10mgを標準治療に追加したときの結果は次の表の通りです。
(投与期間:最長39.2ヵ月)
小野薬品工業株式会社は、日本の大阪市に本社を置き、特定領域における革新的な医薬品の創製に取り組む研究開発型の製薬企業です。当社は、特に医療ニーズの高いがんや免疫疾患、中枢神経疾患およびスペシャリティ領域を創薬の重点研究領域として活動しています。詳細については、 をご覧ください。
慢性腎臓病の治療薬フォシーガについて考える【腎臓内科医が解説】
このようにSGLT2阻害薬は糖尿病以外の疾患の治療に対しても効果が期待できることがわかってきました。また、腎保護作用、心保護作用共に糖尿病の有無に関係なく効果を発揮します。
慢性腎臓病患者において、腎機能低下・透析導入への進行を抑制する治療薬として幅広く活用されることに期待。
最近では腎保護作用も報告されており、慢性腎臓病患者にも使用されています。糸球体内圧を低下させて、腎機能低下を抑制することが提唱されています。腎保護作用、心保護作用共に糖尿病の有無に関係なく効果を発揮します。
フォシーガ(ダパグリフロジン)の作用機序【糖尿病/心不全/CKD】
9.2.2. 〈1型糖尿病、2型糖尿病〉糖尿病で中等度腎機能障害患者:投与の必要性を慎重に判断すること(本剤の糖排泄効果は腎機能に依存するため、継続的にeGFRが45mL/min/1.73u未満に低下した患者では、本剤の効果が十分に得られない可能性がある)〔5.2、8.2、8.3、16.6.1参照〕。
フォシーガとはどんな薬?ダイエット効果と痩せる理由について解説
ただし、フォシーガの腎保護効果について明らかになっていることと、明らかになっていないことがあり、積極的に使用したい場合とそうではない場合を筆者の主観で以下のように分けてみました。
腎臓の健康をサポートし、心血管疾患の予防にも役立ちます。フォシーガ ..
2020年にこの腎臓を保護する効果は糖尿病じゃない腎臓病の患者さんにも効果があるという報告が出て、2021年9月より日本で糖尿病がない腎臓病にも保険適用が通り、医療機関から処方することが可能となりました。
機構は、本申請にあたり新たな非臨床薬理試験成績は提出されていないものの、腎保護作用に関する
その他、フォシーガは、炎症抑制、心機能の改善等の心臓に有益な作用をもたらすことが知られています。
SGLT2阻害薬は心不全でも腎障害でも頼りになるマルチプレイヤー
フォシーガは糖尿病の治療薬として使われていましたが、血糖値を下げるだけでなく腎機能を保護する効果も期待され、糖尿病の患者さんには積極的に使用されていました。
一般社団法人 日本糖尿病療養指導士認定機構 · 岡山県糖尿病医療連携推進事業.
バイオファーマの一部である循環器・腎・代謝 (CVRM) は、アストラゼネカの主要治療領域の一つであり、当社にとって重要な成長ドライバーです。心臓、腎臓、膵臓などの臓器の基本的な関連性をより明確に解明するサイエンスを追求し、疾患進行の抑制やリスク減少、合併症の抑制による臓器保護と予後の改善をもたらす医薬品のポートフォリオに投資をしています。当社は、世界の何百万人もの患者さんの心血管系の健康と、治療を改善する革新的なサイエンスを継続的に提供し、CVRM疾患の自然経過の緩和もしくは抑制、将来的には臓器の再生と機能の維持の実現を目指しています。
〈慢性腎臓病〉慢性腎臓病でeGFRが25mL/min/1.73㎡未満の患者では、本剤 ..
また、重篤な副作用としては、低血糖、腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症、脱水、ケトアシドーシスがあります。
ここ数年の間に臨床で使用される機会が増えた新しい作用機序の薬剤についてお伝えしたいと
“DAPA Care”は、フォシーガの心血管、腎、臓器保護作用を評価する一連の臨床プログラムです。終了済みおよび進行中の試験を含め35,000例以上の患者さんを対象とする35件以上の第IIb/III相試験から構成されており、フォシーガはこれまでに250万患者年以上に処方されています。またフォシーガは、現在、2型糖尿病合併の有無に関わらず、駆出率が保たれた心不全患者さんを対象として有効性を評価するDELIVER第Ⅲ相試験および急性心筋梗塞(MI)または心臓発作発症後の非2型糖尿病患者さんを対象とした第Ⅲ相DAPA-MI試験が進行中です。DAPA-MI試験は、この種の試験では初めてとなる適応症追加を目的としたレジストリに基づく無作為化比較対照試験です。
作用メカニズムとしては、血液の中に有り余った余分な糖を、尿中に出して ..
NOBUヘルシーライフ内科クリニックでは腎臓病の診療を得意分野の一つとしてお
り、SGLT-2阻害薬『フォシーガ』の使用も積極的に行っております。腎臓病の方・腎
臓病ではないのかとご心配な方はいつでもご相談ください。
[PDF] 慢性心不全治療薬としての SGLT-2 阻害薬について
※日本腎臓学会より2022年にSGLT-2阻害薬を適正に使用するための基準となる推奨文が発表されています。
『』
※ビグアナイド薬と作用機序の一部が共通している可能性があるので両剤を ..
3). 血糖降下作用を減弱する薬剤(副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、アドレナリン等)[併用時は血糖コントロールに注意し、血糖値、その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること(血糖降下作用が減弱される)]。
フォシーガのCKD適応 処方増の意向は94% | 新薬の立ちイチ
フォシーガ(ダパグリフロジン)は、1日1回、経口投与のファーストインクラスの選択的SGLT2阻害剤です。研究により、心腎疾患の予防および進展抑制、ならびに各臓器の保護に対するフォシーガの有効性が示され、心臓、腎臓および膵臓の臓器間の基本的な関連性を示す重要な知見が得られました 1,12,13。これらの臓器の一つでも損傷を受けると、他の臓器の機能低下を引き起こし、全世界で主要な死因となっている2型糖尿病、心不全およびCKDを含む疾患の発症につながります 14-16。
糖分を尿とともに排出するお薬です。糖尿病のほか、慢性心不全や腎臓病の治療に用います。 作用. 【働き-1】
DAPA-CKD試験は、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージの2~4、かつ、アルブミン尿の増加が確認された4,304例を対象に、フォシーガ10mg投与による有効性と安全性をプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験です。フォシーガ は1日1回、ACEiもしくはARBによる治療と併用されました。複合主要評価項目は、腎機能の悪化もしくは死亡(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、心血管または腎不全による死亡)リスクでした。副次評価項目は、腎機能の複合評価項目(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、腎不全による死亡)、心血管死もしくは心不全による入院、および全死因死亡のいずれかの初発までの期間でした。試験は日本を含む21カ国で実施されました 1。結果は に掲載されました 1。
SGLT 2阻害薬がなぜ慢性腎臓病、慢性心不全に用いられるのか?
医療法人社団こころみは、東京・神奈川でクリニックを運営しています。
「家族や友達を紹介できる医療」を大切にし、社会課題の解決を意識した事業展開をしています。