消火用の放水ノズル「コブラ」 札幌市消防局、民間2社と共同開発
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【日本初!!】水力換気ノズルCOBRA【札幌消防×北海道モリタ×YONE】.
火災時の室内は煙や熱により、消防隊員の進入が困難となる。このため、コブラ(長さ約180センチ)は、ノズルの先端をくの字にして室内から室外に放水し、その水流によって室内の煙や熱を排出できるようにした。実際の火災現場で使用した隊員は「中の煙はほとんど排出され、火元をくっきり目視できるようになっていたので、最小限の水量で火元を消すことができた」などと効果を上げたという。
水力換気とは、室内から屋外へ放水することで室内の空気を放水による水流で巻き込んで排出し、他の開口部から外気を吸気して排煙・排熱を行います。
札幌市消防局がメーカーと共同開発した「水力換気ノズルCOBRA」を使えば、内部進入することなく屋外から水力換気を実施することができます。
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[PDF] 令和4年5月31日久留米広域市町村圏事務組合物品発注表
手稲消防署では、西宮の沢水槽車に「水力換気ノズルCOBRA」が積まれており、令和5年6月15~17日の3日間、手稲消防署各隊で札幌市消防学校において水力換気訓練を実施しました。
併せて、屈折車の訓練も実施しています。
札幌市は28日、官民連携で新たな消防用放水器具「札消式水力換気ノズル」(コブラ)を開発した民間企業2社と消防局職員4人に対し、市長表彰を贈呈した。コブラは火災時、室内の熱や煙を外に排出する仕組みとなっており、火災の早期鎮圧のほか、要救助者の早期救出、隊員の安全確保に効果が期待されている。消防局は2024年度末までに全51隊に配備する予定。
ヨネは1995年からこの展示会に毎回出展しています。 Page 4
「水力換気ノズルCOBRA(コブラ)」は、屋外から火点室開口部に設置する事で濃煙・熱気の除去以外にも、屋内進入時の視界確保、抑制ノズルから天井付近の高温層への放水によるフラッシュオーバーの防止等、これまでの消火・救助活動をより安全に行える様サポートします!
※この商品は札幌市消防局様の協力により開発されました。