キングコブラは世界で最も長い毒ヘビとされ、全長5メートルに ..


2013年にも、頭部を切断された蛇が自身の尾を噛んでいる動画がネット上で話題を呼んだ。この時にも死んだ蛇の噛みつき能力に関する似たような質問があった。その時は、ワシントンDCにある国立動物園の爬虫類発見センターキュレーターのジェームズ・マーフィーはナショナルジオグラフィック誌にこう述べた、「蛇は間違いなく、頭部が切断された後も噛み付き、毒を注入する能力を持っています」。


・主に、カエル類、小型の鳥類や哺乳類を捕食するが、キングコブラはヘビを専門

生まれて初めて、ヘビを食べた。西ジャカルタ区マンガブサールには、5軒のコブラ屋台がある。そのうちの1店を訪れた。

「コブラの伝統薬」という意味の「OBAT TRADISIONAL COBRA」と書かれた「COBRA 34(PAIS)」の店先には、コブラが約20匹近く、小さなかごで飼育されていた。何匹もコブラが折り重なり、それぞれのうろこが黒光りしている。1匹10万ルピア。注文をすると、屋台の店主が、かごを開けて、素手でコブラをつかみ、取り出した。店主は、体長約1メートルのコブラの口元を専用の棒ではさみ、包丁で頭を切り落とした。店主はコブラの口を下にして、コップに血を抜く。血を飲むかどうか聞かれたので断ると、店主が血を勢いよく飲み干した。
店主は、近くにある台のヘリでコブラの体を固定し、手際よく皮をはぐ。あとは内臓を取り出して、肉を刻み、ニンニクなどが入ったタレに付け、串焼きのように焼くだけだ。味はやや脂っこい鶏肉のようで、食感は弾力があり、少し硬い。臭みはなく、鶏肉と言われたら、信じて食べてしまいそうだ。
徐々に好奇心が沸き、血も挑戦。最初はアルコールで血を割った液体を飲んでみると、ザクロのような熟した味わいで、独特な舌に残る後味があった。アルコールを抜きにした血を舐めても、ほぼ同じような味がして、獣のような臭みは感じなかった。
肉を調理中、コブラの頭部はかごの上に置かれたまま。しかも、ほかのコブラ1匹は、調理を始めようとすると、背を伸ばし、威嚇のようなポーズをした。「ふっ」と空気を吐き出すような鳴き声のような音も出し、ずっと威嚇を続けている。怖さと同時に、生き物をいただくことに深く感謝し、敬う気持ちを持たなければ、と思わされる。
店には、焼きコブラのほか、コブラスープ、錠剤や粉末にしたコブラのサプリメントも取り扱っている。店主によると、増強剤として効果的という。来店したのは週末の夜で、ほかの客は血を飲むために訪れたり、海軍職員という客も来たりしていた。
同店によると、コブラはジャカルタ特別州内をはじめ、インドネシア国内で収獲できる。同店は、マンガブサールにある、ほか4店とは姉妹店。1号店は1990年に設立された屋台街を歩くと、コブラ店をすぐに見つけることができ、多くの人が足を止めていた。夜な夜な屋台を歩き、各店を食べ比べてみても楽しそうだ。(木許はるみ、写真も)

◇OBAT TRADISIONAL COBRA 34 (PAIS)
住所 Taman Sari, Tamansari, Kota Jakarta
Barat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta
☎ 0812・8777・5387
営業 午後5時~翌午前2時

「蛇の毒の器官と顎の筋肉は、全て頭部に収められています。顎の筋肉や毒腺を制御する神経も同様です」とレウィン博士は言う。「ヒトと違い、蛇の組織は血流がなくても長期間機能するのです。蛇の組織は哺乳類ほど早く機能を失わず、反射神経は死んだ後もそのまま残っているのです」。

「左を向いて視線を落とすと、座席の下に戻っていくヘビの頭部が見えた」という。 ..

キングコブラは世界で最も長い毒ヘビとされ、全長5メートルに達する例もある。「ヘビを食べるもの」という意味の属名「Ophiophagus」の名の通り、キングコブラは主に他の種類のヘビを食べる。コブラは捕食する際、相手の頭部の付け根を狙って毒液を注入し、神経伝達を阻害し、体を麻痺させて死に至らしめる。(参考記事:

「キングコブラは、出会ったヘビの大半を襲うと考えられます」とシーヒー氏は話す。一方のアミメニシキヘビは世界最長のヘビで、全長9メートル以上の個体もいる。捕食するときには自分の体で相手を締め付ける。通常は哺乳類を食べ、ヘビを食べることはない。(参考記事:

コブラやメガネヘビなどの毒牙には毒液の通路として溝が備わり ..

「もしどちらかが捕食していたとするなら、キングコブラがニシキヘビを食べようとしていたのでしょう」と、バーブリンク氏は考える。「どちらも失敗しましたけどね」

8月22日付のデイリー・ミラー紙によると、シェフがコブラのスープを調理しようとしてインドシナドクハキコブラの頭部を切断したところ、その頭がシェフに噛み付いた。蛇の頭部は料理人が噛まれる20分前に切断されていた。ミラー紙によると、料理人は救急隊員が到着する前に死亡したという。

HSGK 1/100 バーガ・ハリBSコブラ | ボークス F.S.S.シリーズ

「確かにコブラは他のヘビを食べますが、人がふざけてこのように仕組んだとも考えられます。キングコブラを飼っている人がいますからね。もしかすると、こいつらを一緒に溝に入れたらどうなるか試してみないかって思った人がいたかもしれません。(写真の)両側に盛り土がありますから。もちろん、誰の手にもよらず、自然界の中で起こったとも考えられます。私が現場に居合わせたらよかったんですが、残念です」(参考記事:

きっかけが何だったにしろ、今回の経緯は明らかだろう。キングコブラが自分にはのみ込めそうにない餌に手を出したが、それが巨大なニシキヘビだったため、ニシキヘビの得意技で反撃された。体に巻きつかれ、絞め殺されてしまったのだ。そして、ニシキヘビの体もコブラの毒には対抗できなかった。(参考記事:


サンゴヘビ類(コブラ科)および輸入種(動物園,学校,ヘビ園,アマチュア ..

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タイコブラは毒蛇コブラの代表種……基本情報を紹介!(2ページ目)

中国・広東省でヘビ汁を作るためにタイコブラを調理していた料理人の男性が、頭を落としてから20分以上たったタイコブラにかみつかれ、死亡した。現地の報道によると、切り落としたコブラの頭部を捨てたゴミ箱に料理人が手を入れてしまったという。

中国の週刊誌「看中国」が“最期の復讐”と報じた通り、まるで寓話のような話。そんなことが現実に起こり得るのか。群馬県太田市のジャパンスネークセンターに聞くと「ナマズなんかも、骨と頭だけにして水に入れても口をパクパク動かしますし、アオダイショウも切断して皮をはいでもまだ動く。下等なほど、脳に血液が回らなくてもしばらくは反射するのです」と説明する。恐るべき生命力だ。

「ただ、生け作りの魚と一緒で、死んではいるため、頭が動いてかみついてきたわけじゃなく、手が触れた時に反射したのだと考えられます。同じように沖縄で切断されたハブの頭を回収しようと手を出したときに人がかまれた事例はあります」と同センター。

気になるのは、かまれると死んでしてしまう猛毒のコブラを食べて、お客は大丈夫なのかという点だ。

「通常、天敵から防御するため目潰しで毒を吐き出したり獲物をかんだりする場合もあります。いずれにしても毒は肉にはないので食べても特に問題ないですね。中国では主に南部で食べられています」(同)

当時、レストランは営業中だった。居合わせた客は「厨房から悲鳴がした」と話しているといい、死亡した男性がどれほど驚いたかは想像にかたくない。