【医師解説】副鼻腔炎、後鼻漏などの鼻炎はこの市販薬がオススメ!医師がお勧めする市販薬 · Comments4.


インフルエンザにかかったあと、副鼻腔炎になりました。抗菌薬を1カ月くらい服用したらよくなりましたが、まだ鼻の奥のヒリヒリ感や、後鼻漏(のどに鼻水が流れ込む)があります。医師からは炎症がまだあるので、もう少し抗菌薬を飲む必要があるといわれましたが、抗菌薬を長く飲み続けるのは心配です。


副鼻腔炎」に関する薬一覧[第2類医薬品,救心製薬株式会社,市販薬](2件) ..

は、かぜなどの感染症に伴って急性鼻炎が起こり、その炎症が副鼻腔にも広がることで起こります。通常、発症から4週間以内のものを指します。粘膜は赤く腫れ、膿性の鼻水(黄色や緑色の、粘り気のある鼻水)が分泌され、X線やCTで白い陰影で確認されます。治療は、炎症と粘膜の腫れに対し、消炎薬や抗菌薬の噴霧、内服を行います。発症当初は、原因であるかぜやインフルエンザなどのウイルス感染が中心で抗菌薬の効果は見込めないため、急性鼻炎の症状が副鼻腔炎に移行してから抗菌薬を用います。

は、発症から3カ月以上症状が続くものをいいます。急性の段階で治療に効果がなかった、あるいは治療が不十分だった場合に慢性化しやすいようです。膿性の鼻汁、鼻閉(鼻が詰まる)、においがわかりにくい、鼻の奥や目の周辺が重苦しいなどの症状が現れます。慢性副鼻腔炎では、抗菌薬の服用、副鼻腔の洗浄などを続けると、2~3カ月で改善されます。アレルギー性鼻炎を併発している場合は、アレルギー性鼻炎の治療を行うことで、症状が軽快することもあります。

急性副鼻腔炎|南馬込おかばやし耳鼻咽喉科 西馬込 耳鼻科 大田区

薬物療法で効果がみられない場合や、長引く炎症で副鼻腔の粘膜の腫れが引かず、厚くなった場合、鼻ポリープ(鼻茸)ができた場合などは、手術を行うことがあります。手術では副鼻腔の病的な粘膜を取り除いて、副鼻腔の換気をよくすることが目的です。副鼻腔内視鏡下手術が普及しています。

副鼻腔炎を放置して重症化すると、鼻だけでなく、近い位置にある目にも影響が及びます。また、倦怠感や、集中力の低下、頭重感、嗅覚の低下などで、QOL(生活の質)が落ちてしまいます。再度、耳鼻咽喉科を受診して、今後の経過や治療方針などを相談されてはいかがでしょうか。

最初は、ただの鼻風邪と思い、市販の薬を飲んで様子を見ていたが、鼻水の色合い ..

深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1.〈骨盤内炎症性疾患〉淋菌を適応菌種とするのは、骨盤内炎症性疾患の適応症に限る。
5.2.〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、副鼻腔炎〉「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
5.3.〈肺炎〉症状に応じてアジスロマイシン注射剤から治療を開始する必要性を判断すること〔7.6、7.7参照〕。

〈深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉
成人にはアジスロマイシンとして、500mg(力価)を1日1回、3日間合計1.5g(力価)を経口投与する。
〈尿道炎、子宮頸管炎〉
成人にはアジスロマイシンとして、1000mg(力価)を1回経口投与する。
〈骨盤内炎症性疾患〉
成人にはアジスロマイシン注射剤による治療を行った後、アジスロマイシンとして250mg(力価)を1日1回経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1.〈深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉本剤で治療を開始し、4日目以降においても臨床症状が不変もしくは臨床症状が悪化の場合には、医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること〔16.7.2参照〕。
7.2.〈深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉外国の臨床における体内動態試験の成績から、本剤500mg(力価)を1日1回3日間経口投与することにより、感受性菌に対して有効な組織内濃度が約7日間持続することが予測されているので、治療に必要な投与期間は3日間とする。
7.3.〈尿道炎、子宮頸管炎〉本剤投与開始後2~4週間は経過を観察し、効果を判定すること(細菌学的検査結果又は臨床症状から効果が認められない場合には医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること)〔16.7.2参照〕。
7.4.〈尿道炎、子宮頸管炎〉本剤1000mg(力価)を1回経口投与することにより、アジスロマイシン感性のトラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)に対して有効な組織内濃度が約10日間持続することが予測されているので、治療に必要な投与回数は1回とする。
7.5.〈肺炎〉本剤で治療を開始し、4日目以降においても臨床症状が不変もしくは臨床症状が悪化の場合には、医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること〔16.7.2参照〕。
7.6.〈肺炎〉アジスロマイシン注射剤から本剤に切り替える場合は、症状に応じて投与期間を変更することができる〔5.3、17.1.7、17.1.8参照〕。
7.7.〈肺炎〉アジスロマイシン注射剤から本剤へ切り替え、総投与期間が10日を超える場合は、経過観察を十分に行うこと(アジスロマイシン注射剤からアジスロマイシン錠へ切り替えた臨床試験は、医師が経口投与可能と判断した時点で、アジスロマイシン注射剤からアジスロマイシン錠500mg(力価)を1日1回投与に切り替え、アジスロマイシン注射剤の投与期間は2~5日間、総投与期間は合計7~10日間で実施され、総投与期間として10日間を超える投与経験は少ない)〔5.3、17.1.7、17.1.8参照〕。
7.8.〈肺炎〉レジオネラ・ニューモフィラに対して、アジスロマイシン注射剤による治療を実施せずに本剤のみで治療した場合の有効性及び安全性は確立していない(投与経験が少ない)。
7.9.〈骨盤内炎症性疾患〉アジスロマイシン注射剤から本剤へ切り替え、総投与期間が10日を超える場合は、経過観察を十分に行うこと(アジスロマイシン注射剤からアジスロマイシン錠へ切り替えた臨床試験は、医師が経口投与可能と判断した時点で、アジスロマイシン注射剤からアジスロマイシン錠250mg(力価)を1日1回投与に切り替え、アジスロマイシン注射剤の投与期間は1~2日間、総投与期間は合計7日間で実施され、総投与期間として7日間を超える投与経験はない)〔17.1.9参照〕。
7.10.〈骨盤内炎症性疾患〉アジスロマイシン注射剤による治療を実施せずに本剤のみで治療した場合の有効性及び安全性は確立していない(投与経験はない)。

症状に合わせて鼻汁の粘度を下げて排出しやすくする薬や副鼻腔粘膜の炎症を ..

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認すること。
8.2.アナフィラキシー・ショックがあらわれるおそれがあるので、アレルギー既往歴、薬物過敏症等について十分な問診を行うこと〔11.1.1参照〕。
8.3.本剤の使用にあたっては、事前に患者に対して、次の点を指導すること〔11.1.2参照〕。
・中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群が疑われる症状[発疹に加え、粘膜(口唇、眼、外陰部)のびらんあるいは水ぶくれ等の症状]があらわれた場合には、服用を中止し、ただちに医師に連絡する(服用終了後においても前記症状があらわれることがある)。
8.4.意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。
8.5.アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、投与終了数日後においても副作用が発現する可能性があるので、観察を十分に行うなど注意すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.他のマクロライド系又はケトライド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
9.1.2.心疾患のある患者:QT延長、心室性頻脈(Torsadedepointesを含む)を起こすことがある〔11.1.8参照〕。
(肝機能障害患者)
9.3.1.高度肝機能障害のある患者:投与量並びに投与間隔に留意するなど慎重に投与すること(肝機能を悪化させるおそれがある)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中に移行することが報告されている)。
(小児等)
9.7.1.低出生体重児、新生児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.7.2.白血球数減少が認められることがあるので、顆粒球数減少(好中球数減少)も合わせて十分観察を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、必要があれば、他の抗菌薬に切り替えた上、症状に応じて対症療法等の適切な処置を行うこと。承認時に、小児で白血球数減少が認められたのは442例中33例で、このうち9例において好中球数が1000/mm3以下に減少し、白血球数減少が認められた症例の多くは、投与開始7日後あるいは8日後の検査日において回復がみられた〔11.1.9、11.2参照〕。
9.7.3.下痢が認められた場合には症状に応じて投与中止あるいは対症療法等の適切な処置を行うこと。承認時の小児における下痢の発現頻度は、2歳未満(124例中8例)では2歳以上(602例中6例)と比べて高い〔11.2参照〕。
9.7.4.市販後の自発報告において、小児における興奮の報告が成人に比べて多い傾向が認められている〔11.2参照〕。
(高齢者)
患者の一般状態に注意して投与すること(アジスロマイシン経口剤の一般感染症の臨床試験成績から、高齢者において認められた副作用の種類及び副作用発現率は、非高齢者と同様であったが、一般に高齢者では、生理機能が低下しており、血中・組織内濃度が高くなることがある)。
(相互作用)
10.2.併用注意:
1).制酸剤(水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム)[アジスロマイシンの最高血中濃度低下の報告がある(機序不明)]。
2).ワルファリン[国際標準化プロトロンビン比上昇の報告がある(マクロライド系薬剤はワルファリンの肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので、ワルファリンの作用が増強することがあるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない)]。
3).シクロスポリン[シクロスポリンの最高血中濃度の上昇及び血中濃度半減期の延長の報告がある(マクロライド系薬剤はシクロスポリンの主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので、シクロスポリンの血中濃度が上昇することがあるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない)]。
4).ネルフィナビル[アジスロマイシン錠の1200mg投与で、アジスロマイシン濃度・時間曲線下面積<AUC>及び平均最高血中濃度の上昇の報告がある(機序不明)]。
5).ジゴキシン[アジスロマイシンとの併用により、ジゴキシン中毒の発現リスク上昇の報告がある(P-糖蛋白質を介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、ジゴキシンの血中濃度が上昇することを示唆した報告があるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない)]。
6).ベネトクラクス[ベネトクラクスの効果が減弱するおそれがあるので、併用を避けることが望ましい(機序は不明であるが、ベネトクラクスの血中濃度が低下する可能性がある)]。
(過量投与)
13.1.症状
本剤の過量投与により聴力障害を起こす可能性がある。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報
アジスロマイシンとの因果関係は不明だが、心悸亢進、間質性腎炎、肝壊死、運動亢進があらわれたとの報告がある。
15.2.非臨床試験に基づく情報
15.2.1.ラットの受胎能及び一般生殖能試験(雄2ヵ月以上、雌2週間以上投与)で、20mg/kg投与の雄雌に受胎率低下が認められた。
15.2.2.動物(ラット、イヌ)に20~100mg/kgを1~6ヵ月間反復投与した場合に様々な組織(眼球網膜、肝臓、肺臓、胆嚢、腎臓、脾臓、脈絡叢、末梢神経等)にリン脂質空胞形成がみられたが、投薬中止後消失することが確認されている。なお、リン脂質空胞はアジスロマイシン-リン脂質複合体を形成することによる組織像と解釈され、その毒性学的意義は低い。
(保管上の注意)
室温保存。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用
11.1.1.ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明):呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等を起こすことがある(また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること)〔8.2参照〕。
11.1.2.中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明):異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと(これらの副作用はアジスロマイシンの投与中又は投与終了後1週間以内に発現しているので、投与終了後も注意し、また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること)〔8.3参照〕。
11.1.3.薬剤性過敏症症候群(頻度不明):初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある(なお、ヒトヘルペスウイルス6再活性化(HHV-6再活性化)等のウイルス再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること)。
11.1.4.肝炎(頻度不明)、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)、肝不全(頻度不明)。
11.1.5.急性腎障害(頻度不明):乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.6.偽膜性大腸炎(頻度不明)、出血性大腸炎(頻度不明):偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢、血便等があらわれた場合にはただちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.7.間質性肺炎(頻度不明)、好酸球性肺炎(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
11.1.8.QT延長(頻度不明)、心室性頻脈(Torsadedepointesを含む)(頻度不明):QT延長等の心疾患のある患者には特に注意すること〔9.1.2参照〕。
11.1.9.白血球減少(頻度不明)、顆粒球減少(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)〔9.7.2参照〕。
11.1.10.横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。
11.2.その他の副作用
1).皮膚:(0.1~1%未満*)発疹、蕁麻疹、皮膚そう痒症、(0.1%未満*)アトピー性皮膚炎増悪、(頻度不明)光線過敏性反応、紅斑、皮膚水疱、皮膚剥離、多形紅斑、寝汗、多汗症、皮膚乾燥、皮膚変色、脱毛。
2).血液:(1%以上*)好酸球数増加、(0.1~1%未満*)※白血球数減少、(0.1%未満*)血小板数増加、好塩基球数増加、※顆粒球数減少、プロトロンビン時間延長、血小板数減少、(頻度不明)貧血、リンパ球数減少、ヘモグロビン減少、白血球数増加。
3).血管障害:(0.1~1%未満*)血栓性静脈炎、(頻度不明)潮紅。
4).循環器:(頻度不明)血圧低下、動悸、血圧上昇。
5).肝臓:(1%以上*)ALT増加、(0.1~1%未満*)AST増加、ALP増加、γ-GTP増加、LDH増加、肝機能検査異常、(0.1%未満*)血中ビリルビン増加。
6).腎臓:(0.1%未満*)BUN増加、尿中蛋白陽性、(頻度不明)クレアチニン増加、腎臓痛、排尿困難、尿潜血陽性、頻尿。
7).消化器:(1%以上*)※※下痢、(0.1~1%未満*)腹痛、悪心、嘔吐、腹部不快感、腹部膨満、(0.1%未満*)便秘、口内炎、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁、口唇のあれ、黒毛舌、舌炎、舌苔、腹鳴、(頻度不明)舌変色、口のしびれ感・舌のしびれ感、おくび、胃炎、口内乾燥、唾液増加、膵炎、アフタ性口内炎、口腔内不快感、消化管障害、口唇炎。
8).精神・神経系:(0.1%未満*)頭痛、めまい、灼熱感、傾眠、味覚異常、感覚鈍麻、不眠症、(頻度不明)失神、痙攣、振戦、※※※激越、嗅覚異常、無嗅覚、神経過敏、不安、錯感覚、攻撃性。
9).感染症:(0.1~1%未満*)カンジダ症、(0.1%未満*)胃腸炎、(頻度不明)真菌感染、咽頭炎、皮膚感染、肺炎、β溶血性レンサ球菌感染、膣炎。
10).眼:(頻度不明)結膜炎、眼瞼浮腫、霧視、ぶどう膜炎、眼痛、視力障害。
11).筋骨格系:(頻度不明)筋肉痛、関節痛、頚部痛、背部痛、四肢痛、関節腫脹。
12).呼吸器:(0.1%未満*)咳嗽、呼吸困難、嗄声、(頻度不明)鼻出血、アレルギー性鼻炎、くしゃみ、ラ音、気管障害、低音性連続性ラ音、鼻部障害、鼻閉、鼻漏、羊鳴性気管支音、痰貯留。
13).耳:(頻度不明)耳痛、難聴、耳鳴、聴力低下、耳障害。
14).生殖器:(0.1%未満*)卵巣嚢腫、(頻度不明)精巣痛、不正子宮出血。
15).代謝:(0.1%未満*)血中カリウム減少、血中カリウム増加、(頻度不明)脱水、血中重炭酸塩減少、低カリウム血症。
16).注入部位:(0.1~1%未満*)疼痛、(0.1%未満*)血管外漏出、紅斑。
17).その他:(0.1%未満*)発熱、口渇、気分不良、倦怠感、浮遊感、(頻度不明)胸痛、無力症、浮腫、低体温、不整脈、咽喉頭異物感、局所腫脹、粘膜異常感覚、疼痛、疲労。
*)250mg錠、カプセル、細粒の承認時の臨床試験と市販後の使用成績調査及び注射剤の承認時の臨床試験を合わせた発現頻度。
※)〔9.7.2参照〕。
※※)〔9.7.3参照〕。
※※※)〔9.7.4参照〕。


6 国内におけるアジスロマイシン経口投与製剤の市販後報告において、偽膜性大腸炎及び出.

好酸球性副鼻腔炎は、両側の鼻の中に多発性の鼻茸ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。一般的な慢性副鼻腔炎は、抗菌薬と内視鏡を用いた手術でかなり治りますが、この副鼻腔炎は手術をしても再発しやすく、ステロイドを内服すると軽快する特徴があります。すなわち、ステロイドが最も有効な治療法です。しかし病気自体は、生命に危険を及ぼさないので、ずっとステロイドを服用することは避けた方が良いとされます。そのためステロイド内服を中止すると風邪などの感染を契機に鼻茸が再度大きくなり、悪い状態に戻ってしまいます。
健常人と好酸球性副鼻腔炎患者さんの鼻の中の写真を示します。この病気はType 2炎症疾患と呼ばれ、IL-4/IL-13と言われる物質が重要な役割を担っています。

DIクイズ3:(A) 急性鼻副鼻腔炎へのステロイド点鼻薬の可否

気管支喘息の人や、アスピリンなどの解熱剤などで喘息を起こしたりショックを起こしたりするアスピリン不耐症の人に多く起こります。また薬物アレルギーの人にも起こります。気管支喘息を起こすようになってから、好酸球性副鼻腔炎になるのか、もしくは逆に好酸球性副鼻腔炎になってから気管支喘息も起こすようになるのかは、まだはっきりとした結果はでていません。これまでの調査では、気管支喘息が先の人、好酸球性副鼻腔炎が先の人、気管支喘息と好酸球性副鼻腔炎が同時に起こった人は、ほとんど同じ割合であり、それぞれ30%から35%程度です。男性の方が女性よりも多い病気です。平均年齢は50~55歳です。

後鼻漏(鼻水がのどのほうに流れる) 頭重感(特に、額や目と目の間が痛みます ..

最初のステロイドを内服させた保存的治療で、とてもよく反応したならばこの疾患の可能性が非常に高くなります。しかし風邪を引いたり、菌が感染したりすると汚い鼻汁になるので抗菌薬を処方します。抗菌薬投与後、ステロイドの内服を行います。一旦よくなるのですが、ステロイドを中止後また感染を起こします。このように経過が反復していくとともに鼻茸も徐々に大きくなり、内視鏡を用いた鼻の手術を行うことになります。手術によって鼻茸が摘出されるので、一旦鼻づまりは解消されます。しかし鼻茸はすぐに再発し、再度保存的治療、再手術を行うことになり、またまた反復していきます。抗IL-4受容体抗体を注射すると鼻茸は縮小しますが、注射を止めるとまた鼻茸は大きくなることが多いです。
途中、耳だれが出現するとステロイドの内服をしない限り、耳だれが止まることはありません。耳の閉塞感も同様です。これは好酸球性中耳炎と言って、鼓膜の奥にある鼓室に好酸球が集まり を起こすためです。

〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気

慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん):蓄膿症(ちくのうしょう)とも呼ばれている。顔面の左右対称性にある上顎洞、篩骨洞、前頭洞にウイルスや菌の感染が起こり、そこに粘液や膿が溜まる病気。鼻の中にも粘液や膿が鼻汁として排出される。うまく排出されないと頬や目の間に痛みを感じる。鼻汁の貯留、鼻の粘膜も腫れるので、鼻づまりも起こす。戦前、戦後の小学生の病気として有名。

好酸球(こうさんきゅう):ヒトの体を守る細胞の一種。寄生虫感染が起こった時に、この細胞が増えて寄生虫を攻撃する。一方で、アレルギーにおいても重要な役割を担い、アレルギー反応を起こす細胞とも言われる。生体反応において消防士の役割をしていると例えられるが、アレルギーを起こすこともあり、善玉か悪玉かいろいろ議論されている。

嗅覚障害(きゅうかくしょうがい):一般には嗅覚機能が低下して、においがわからない状態もしくはにおいがわかりづらい状態をいう。鼻がつまって鼻呼吸ができないことによる場合と外傷、ウイルス、腫瘍で神経が侵されて起こる場合とがある。好酸球性副鼻腔炎で起こる嗅覚障害は、鼻がつまって起こるとされる。

5.2 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要

こんにちは、名古屋はなまる耳鼻科クリニック院長のDr.はなまるです。今日のテーマは「副鼻腔炎、後鼻漏に効くオススメ市販薬」についてです。副鼻腔炎に悩む方は多く、その中には耳鼻科に行く時間がなかなか取れない方もいるのではないでしょうか?また、耳鼻科での治療を受ける前に少しでも症状を軽減したいと考えている方もいるかもしれません。そこで今回は、副鼻腔炎や後鼻漏に効果が期待できる市販薬をいくつかご紹介し、その使い方や注意点についても詳しく解説していきます。

薬による治療が難しいため、手術による真菌除去を検討します。 萎縮性鼻炎(臭鼻症)

鼻の中は医学的には鼻腔(右図の緑の点線)と言いますが、鼻腔には左右の鼻のしきいである鼻中隔や下甲介、中甲介といった棚状の突起が存在します。鼻腔の周囲には副鼻腔という空洞があり、それには、ほっぺたの裏側にある上顎洞、両目の間にある篩骨洞、おでこの裏にある前頭洞、鼻の奥の一番深いところにある蝶形骨洞などがあります。これらの副鼻腔は全て細い穴で鼻腔に通じています。正常ではこれらの副鼻腔の中は、薄い粘膜で覆われていて、それ以外は空気で満たされているのですが、この空洞に炎症が起こるのが副鼻腔炎です。

ジスロマック錠250mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO

副鼻腔炎は急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎に大別されます。急性副鼻腔炎は細菌やウイルスの感染が原因となりますが、慢性副鼻腔炎は細菌やウイルスによる感染症ではなく病態(病気の原因や病状のタイプ)が多様で個々の患者様によって治療方法も異なります。それゆえ、慢性副鼻腔炎の治療に当たっては慢性副鼻腔炎の病態を鑑別して診断することが重要です。症状や病歴だけでなく、アレルギー性鼻炎・喘息・鼻中隔弯曲・鼻茸などの有無や鼻汁の性状、画像所見(検査や線検査)などを参考にして、個々の患者様の慢性副鼻腔炎の病態にあった治療を行います。
当院では内視鏡(電子スコープ)や撮影装置を備えており、初診時に慢性副鼻腔炎の詳細な評価が可能です。

副鼻腔の炎症により、鼻腔の通気や粘膜の排液が妨げられ、鼻づまりや鼻水が出ることがあります。 ② 顔の圧迫感や痛み

これらの症状がいくつか当てはまる場合、副鼻腔炎の可能性が高いです。しかし、耳鼻科での治療が望ましいのは事実です。特に細菌感染が原因の場合、抗生剤が必要になることもあります。それでもすぐに耳鼻科に行けない方のために、次に紹介する市販薬が一時的な対策として役立つことがあるでしょう。

片方の鼻に症状が出ます。 膿性もしくはネバネバした鼻水が出てきます。悪臭を伴う、チーズ様の物質が鼻から出てくることがあります。

まず最初に紹介する市販薬は、漢方薬の「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」です。副鼻腔炎の初期段階や、風邪による症状の延長線上で起こる軽度の副鼻腔炎に特に効果的です。風邪薬として知られる「葛根湯」に、副鼻腔炎の治療に有効な成分が追加されたもので、漢方薬の中でも比較的馴染みやすい薬です。

ジスロマック(一般名:アジスロマイシン水和物、略号:AZM)は、ファイザー社が開発した、世界

近年、注目されている難治性の副鼻腔炎で喘息の重症例に合併することも多く完全に治癒することが難しいですが、手術が有効で病状を軽減することができます。好酸球性副鼻腔炎の中でも重症例は指定難病に指定され、難病医療助成が受けられます。手術後の再発例に関しては、2020年4月から最新の治療である生物学製剤も適用になりました。また、難治性の好酸球性中耳炎を合併する方もいらっしゃいます。