初期脱毛が起こると構えていても、脱毛症状が起こらないケースも。


必ずしも薬の効きと初期脱毛に相関関係がある訳では無いため、万が一初期脱毛が起こらなかった場合でも、効いていないのではないかと、心配する必要はありません。


大体25%、4人に1人の確率で2回目の脱毛症状が起こるようです。

初期脱毛は数回程度であれば、過剰に気にする必要はありません。しかしそれ以上起こっていたり、3カ月以上経っていても、未だに初期脱毛が止まらない場合には、びまん性脱毛症などの他の脱毛症が隠れている可能性があります。

ザガーロ(一般名:デュタステリド)は、AGA(男性型脱毛症:思春期以降の男性の進行性脱毛症)の治療に用いられる薬剤です。5α還元酵素I型とII型を阻害し、ジヒドロテストステロンの産生をおさえてAGA改善効果を発揮します。
同系統のAGA治療薬としては、プロペシア(一般名:フィナステリド)があります。

デュタステリドは発毛効果が期待できるAGA治療薬として注目されています。

初期脱毛はAGA治療を開始してから10日~1カ月ほどで起こるとされています。その後、1カ月~最大3カ月ほどの期間、症状が続くとされています。

最近の傾向として、AGA治療薬の使用前後を比較した時に、明確に数えることの出来る本数が増えた場合、「発毛」と定義されています。

発毛効果なし?デュタステリドを服用して効果を実感するまでの期間

A. タイミングと抜けている毛の性状がポイントです。
ヘアサイクルが乱れた結果である、”短くて細い毛”が抜けている場合は初期脱毛である可能性が高いです。また、一般的にAGA治療薬を使用して1ヶ月以内に抜け毛が増えた場合は、初期脱毛と考えてください。過度に心配せずにこのまま治療を継続していきましょう。

初期脱毛が終わる兆候は、目に見えて分かるものはありません。先の1カ月~3カ月程の期間を目安に考えておきましょう。

AGA治療薬「ザガーロ(デュタステリド)」男性型脱毛症 飲み薬

次に、デュタステリドの副作用についてお伝えします。
デュタステリドの使用は、性欲減退や勃起不全といった性機能障害、肝機能障害、乳房障害、気力の低下などを引き起こす可能性があります。これらの副作用はフィナステリドとほぼ同じであるものの、フィナステリドよりも発現率は高めだとされています。
臨床試験結果によるとデュタステリドの危険性は低いとされていますが、リスクを最小限にするためにも医師の指示のもと正しく服用することが大切です。

デュタステリドは抜け毛や薄毛の改善が期待できますが、場合によっては十分な効果が発揮できません。
以下の特徴に当てはまる場合は、デュタステリドが効かない・効きにくいおそれがあります。


初期脱毛は髪が生える前兆!70%以上が改善!【2538名日本調査】

ザガーロは、抜け毛の原因である「ジヒドロテストステロン(DHT)」の増殖を抑制する効果があり、同じ効果を持つ世界初のAGA治療薬「プロペシア」のあとに登場した、より強力なAGA治療薬です。

【AGA・薄毛治療薬】フィナステリドからデュタステリドへの切り替えで初期脱毛って起こる? · Comments.

ザガーロ(デュタステリド)はプロペシア以上の発毛効果が実証されていますが、あくまでプロペシア同様AGAの進行を抑える「守りの薬」であり、発毛促進には「ミノキシジル」が有効です。

初期脱毛には2回目がある?薄毛治療中に感じた抜け毛の変化を調査

AGA治療薬の内服を考えているけど、初期脱毛が怖くて治療を始められない方や、実際にAGA薬の内服を始めてから抜け毛が多くなり怖くてやめてしまった方、この記事を読んで初期脱毛についての理解を深め、安心してAGA治療薬を飲んでいただければと思います。

フィナステリドやデュタステリドでは初期脱毛は起こらないのですか? ..

フィナステリドを使用していたけれど、効果を感じにくくなりデュタステリドへの切り替えを検討している方も多いでしょう。しかし、新しい薬に変えた際に気になるのが『初期脱毛』のリスク。本記事では、フィナステリドからデュタステリドへ切り替えたときに初期脱毛が起こる可能性や、その原因、対策について詳しく解説します。(湘南美容グループ唯一の毛髪部門技術指導医 兼 湘南AGAクリニック仙台院院長 藤井傑医師監修)

AGAについてAGAじゃない場合デュタステリドを服用して初期脱毛は起こりませんか?

初期脱毛というのはAGA治療薬の副作用の一つで、「治療薬の内服開始時に感じる抜け毛の増加」の事です。
実は初期脱毛は、治療開始時以外にも薬の種類や容量を変更した際にも起こることがあります。

AGA治療は、基本的に「AGA治療の王様」であるフィナステリドを中心とした薬の組み合わせで始めることが多いですが、効きがいまいちな場合フィナステリドの容量を変更したり、デュタステリドに切り替える事があります。

初期脱毛はいつまで続く?AGA治療で初期脱毛が起きる期間と見た目の変化

初期脱毛とは、AGA治療薬を飲み始めて約1〜2か月の間、抜け毛が目立ってしまう現象です。

せっかく治療を始めたのに抜け毛が増えたら不安になってしまいますよね。
ですが、この初期脱毛は薬が効いてきている証拠です。

AGA薬が効いてきて成長期の髪の毛を増やそうとすると
退行期の髪の毛が押し出されるので内服開始後1〜2か月は抜け毛が増えます。

初期脱毛で押し出される退行期の髪の毛というのは、頭皮に存在しているけど2〜3週間後には抜けてしまう寿命の短い毛です。
初期脱毛で抜ける髪の毛は遅かれ早かれいずれ抜ける髪の毛ということです。

AGAを発症している人は退行期の髪の毛が溜まってしまっている状態です。
退行期の髪の毛が溜まっているところに薬が効いてきて成長期の髪の毛を増やそうとするので押し出されます。

「退行期にある髪の毛が、成長期に戻ればいいのに…」と思うかもしれませんが、ヘアサイクルは一方通行です。

成長期の髪の毛を増やすためには、退行期の髪の毛を追い出す必要があります。

初期脱毛は成長期の髪の毛を増やすための準備でお薬が効いてきている証拠です。

初期脱毛は多くの人が不安になる現象なのでより深く知っておきましょう。

初期脱毛ではどのくらい髪が抜けるの? 初期脱毛の抜け毛の量は個人差がありますが、平均1日100~200本程度です。

薬の切り替え時の初期脱毛に関する詳しいデータ(どういった薬の切り替えで、どの程度初期脱毛を起こすか)というのはまだハッキリと分かっていません。

藤井医師が臨床上で診察時に患者さんから聞いた感覚となりますが、フィナステリドからデュタステリドに切り替えで初期脱毛は起こらないことが多いです。

ミノキシジルなどの内服量を変更した際には、時々初期脱毛を感じる患者さんもいるため、フィナステリドからデュタステリドに切り替えた際にも、なんとなく初期脱毛を起こしそうなイメージがありますが、実際にはあまりいません。

デュタステリドの副作用は?服用できない人やリスクについて解説!

初期脱毛が起こる時期は薬を飲み始めて、10日〜1か月の間で起こり始めます。
起こり始めてから、1〜2か月続きます。

個人差はありますが、初期脱毛によって抜ける髪の毛は通常の約2〜3倍くらいと言われています。

人は大体1日に50本から100本髪の毛が抜けていると言われているので100~200本程度は抜けると思ってください。

抜け毛の多い状態が、1〜2か月も続くなんて心が折れそうですよね。
ですが、ここで内服をやめてしまうのはもったいないです。

確かに、内服を中断すれば初期脱毛は落ち着くでしょう。
とはいえ、AGAが原因で抜けていた髪の毛は抜け続けてしまいます。

1度中断して、再度治療したいと思って再開したときにはまた初期脱毛は起こります。
内服をやめてしまうとまた初期脱毛を経験する可能性があります。

嫌なことは1回で済ませたいですよね。

初期脱毛の対処法はなく、乗り越えるしかありません。
しかしながら、初期脱毛には終わりがありますので安心してください。

ザガーロカプセル(デュタステリド)とは? ~効果や副作用について

フィナステリドは2型の5αリダクターゼをブロックする薬で、デュタステリドが2型だけでなく、1型もブロックする薬です。
その他にも2つの薬には半減期や細かい作用機序の違いはありますが、大まかな効果が似通った薬同士なので、切り替えた時に初期脱毛が起こりにくいのかもしれません。

ザガーロ(デュタステリド)の効果が現れるまでの時間 · AGAの程度が軽微な場合

初期脱毛についてのよく頂くご質問もご紹介させていただきます。

Q:フィナステリド、デュタステリドは抜け毛を減らすお薬だから初期脱毛は起こらないのでは?

A:フィナステリド、デュタステリドも初期脱毛は起こります。
フィナステリドもデュタステリドもヘアサイクルを整え、成長期の髪の毛の割合を正そうとします。要は退行期にある髪の毛を追い出す必要があります。
また、ミノキシジルタブレットは成長期にある髪の毛を増やす力が強いため退行期にある髪の毛を追い出す力も強いので初期脱毛がでる可能性も高くなります。

Q:初期脱毛って起こらない人もいるの?

A:初期脱毛が起こらない人もいます。
初期脱毛は2割ぐらいの人に起きると言われていますが起きると不安になるので、起こると思って、心の準備をしておいたほうがいいと思います。
川村医師の診察時にも、初期脱毛は起こるものとして説明をさせていただいています。

デュタステリドとフィナステリド、選ぶならどっち? 効果と副作用

AGAは1型ではなく2型の5αリダクターゼが関与しているケースが多いというのも関係しているかもしれません。
フィナステリド1mgに比べて、デュタステリド0.5mgの方が効果が大きいとするデータから、逆説的に「(2型の5αリダクターゼだけではなく)1型もAGAに関与しているかもしれない」という説がありますが、本当に1型も関与しているのかは、まだハッキリ分かっていません。
いずれAGAは2型の関与の方が大きいと考えられるので、1型もブロックするデュタステリドへ切り替えても、初期脱毛を感じないのかもしれません。

AGA(男性型脱毛症) | 大阪茨木市の医療法人とくいクリニック

余談になりますが、AGA名古屋院院長の川村医師も
実際にAGA治療薬のフィナステリド・ミノキシジルともに内服をしていますが、初期脱毛が起こりました。

シャンプーやドライヤーしてる時に髪の毛が手に絡みついてきたり、ハラハラ落ちてきたり…
わかっていたことですが、気持ちが沈んだようです。

わかっていても不安な気持ちになるので、治療前に心の準備をしておいてください。
初期脱毛が起こらなかったら「良かった!」という気持ちでいるのが良いかもしれませんね。

AGAの進行を食い止める薬「デュタステリド」の副作用と効果を説明

もしフィナステリドからデュタステリドに切り替えた際に、抜け毛の症状を感じた場合は1人で悩まずに医師に相談の上、治療方針や薬の調整などアドバイスを受けるようにしましょう。