花粉症患者が間違えている薬の使い方!8割の人は1種類だけではダメ


お薬は、アレルギー性鼻炎に限らず、体の中で起こる生体反応のどこかを攻撃します。


アレルギー性鼻炎の解説とともに、アレサガテープの使い方、注意点をまとめています。 サイズ:A5、19ページ

そして、その反応が悪い方向に行くのをブロックして、良い方向へ向けてあげるのです。

④ ヒスタミンは、鼻粘膜下の三叉神経終末にあるヒスタミンH1受容体と結合して、その刺激は脳幹に伝えられます。脳幹のくしゃみ中枢からからの神経反射で、くしゃみ発作を起こします。(同上)

中枢神経抑制作用により作用が増強されると考えられるため、鎮静剤や催眠剤等の向精神薬、抗ヒスタミン薬、アルコールとの併用には注意が必要です。

③ 抗原がIgE抗体と結合すると、肥満細胞が脱顆粒を起こして、ヒスタミンを放出します。

“本当はもっと詳しい説明が必要なのですが、今回はお薬の話題ですので、簡単にまとめました。もう少し詳しい説明を聞きたい方は、以下のトピックスをご覧ください。”

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アレルギー性鼻炎の発症は、肥満細胞(マスト細胞)が脱顆粒して細胞の中に蓄えられていたヒスタミンが大量に放出されるのが原因です。(原因1)

これが、ハウスダストや花粉症によるアレルギー性鼻炎が起こりときの鼻粘膜での免疫反応です。

医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。 22.包装

ヒスタミンは、鼻粘膜下の三叉神経終末にあるヒスタミンH1受容体と結合して、その刺激は脳幹に伝えられます。脳幹のくしゃみ中枢からからの神経反射で、くしゃみ発作を起こします。

図5 好塩基球(イラスト)
肥満細胞(Mast cell)は好塩基球と構造が非常によく似ています。好塩基球も肥満細胞と同様に細胞内顆粒が刺激によって脱顆粒して、ヒスタミン、ロイコトリエン、ヘパリンなどを放出します。
肥満細胞のわかりやすいイラストが見つからないため、代わりに好塩基球を示しています。


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抗原と結合したIgE抗体が連続した2つのFcεR1を架橋(リンク)することでFcεR1が活性化され、肥満細胞の細胞内反応が進行して脱顆粒(degranulation)が起こります。

そればかりか海外では飛行機のパイロットも服用して良い薬もあります。 アレグラ(フェキソフェナジン:6ヶ月児~) ..

“アレルギー性鼻炎や花粉症を説明する多くのサイトでは、この煩雑な反応系を省略してわかりやすくするために、あたかも肥満細胞表面にIgE抗体が付着して並んでいるようなイラストや図が提示されています。これはあくまで、概ねの理解を優先した省略であって決して間違いではありません。念のために記載しておきます。今回は、アレルギー反応の正確な理解よりも「抗アレルギー薬の作用機序と症状に合わせた薬の選択」を優先事項としていますので、細かな相違点にはあまりこだわらないことにしています。”

アレグラは、TVのCMでもありますね。薬の名前は聞いたことがある方も ..

さらに肥満細胞の細胞膜でアラキドン酸カスケード反応が進行して、ロイコトリエン、トロンボキサン、プロスタグランジンなどの物質が産生されます。

[PDF] 類似薬選定のための薬剤分類(改訂第14版)について

花粉抗原(Pathogen)がIgE抗体(Antibody)に結合するとき、直接肥満細胞表面で反応するのではなく、IgE抗体は肥満細胞のFcε受容体との橋渡しをしているのです。

併用禁忌, ミフェプリストン・ミソプロストール (メフィーゴ) (1)

Fc ε 受容体1(Fc ε R1、図ではFc receptor) が肥満細胞、好塩基球、好酸球などの細胞膜表面に存在します。

[PDF] 愛媛大学医学部附属病院 医薬品集 FORMULARY

図1 免疫グロブリン(抗体)の一般構造
真ん中の2本の長い鎖(chain)が重鎖、左右の短い鎖が軽鎖と呼ばれる。IgD、IgG、IgEはこの構造(単量体)。IgAは2量体、IgMは5量体。

[PDF] 2023年 9月 改訂版 北里大学北里研究所病院 院内医薬品集 第27版

したがって、すでにヒスタミンが大量に放出されて花粉症の症状が起こってしまっているときに、最も有効な薬です。

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このアレルギー反応については、今までにいくつかのトピックスで詳しく書いてきました。ここで詳しく説明すると、本題から外れて長くなりそうです。でも、要点はきちんと理解しておかないと、自分がこれから飲む薬が、いったいどこに効いているのか、全く知らないまま、飲み続けることになってしまいます。

アレサガテープが処方された際の服薬指導の要点です。

アレルゲンが鼻粘膜に付着してから、粘膜下でアレルギー反応が進み、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状がおこるまでは、ある一定のプロセスを通ります。

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花粉症にしても、ハウスダストにしても、アレルギー性鼻炎の起こり方は、ほぼ決まっています。

JANコード【市販薬のみ】

抗ヒスタミン薬なのでもちろん、ヒスタミンH1受容体拮抗作用はありますが、アレロック錠はさらにケミカルメディエイター遊離抑制作用も有しているため、アレルギー反応をより強力にブロックします。言わばダブルでブロック効果のある優れた薬です。

またほかのアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬,鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬など(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬など)もアレグラFX、クラリチンEXともに併用が不可となります。

近年、眠気の少ない抗ヒスタミン薬が次々と開発され市販されています。後ほどご紹介していきます。

おすすめのアレグラジェネリックが市販薬はどれ?

副作用としての眠気が非常に少ないのが特徴です。アレグラは、TVのCMでもありますね。薬の名前は聞いたことがある方も多いと思います。

さらに持病や併用薬を確認すると、鼻のアレルギー症状のためフェキソフェナジン塩酸塩(商品名アレグラ他)を服用しているとのことだった。 しかし、ドリエルはジフェンヒドラミン塩酸塩を含有するため、他の抗ヒスタミン内服薬との併用は禁忌である。

非常に良い薬でしたが需要減少のため、残念ながら現在は販売中止になっています。

アレサガテープ8mgとの飲み合わせ情報。久光製薬株式会社の「アレサガテープ8mg」と併用してはいけない(禁忌)、または、注意が必要な処方薬が2462件あります。

写真1は、アレグラ錠(60mg)の後発品の、フェキソフェナジン塩酸塩(60mg)です。
アレルギー性鼻炎に対して現在、最も多く処方されている薬のひとつです。

アレサガテープ|薬剤師求人・転職・派遣ならファルマスタッフ

要は、病院やクリニックで処方されたお薬も、少しだけ知識をもって飲みましょう!という意味なのです。誤解なさらないように。

扁桃腺が腫れてるという事で、メクトアクト、ビオスリー、プラノプロフェンカプセル75mg、うがい薬、花粉症の為アレサガテープ8mgを処方して頂きました。

もしあなたが、現在、お近くの耳鼻咽喉科へ通院されていて、飲み薬を処方されているならば、その薬を目の前に出してみてください。