薬事情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介(2004年2月)
下剤は併用しても問題ありません。ただし、下痢をして低用量ピルの成分が十分に吸収されず排出されてしまうことがあるため注意が必要です。気になる場合は下剤と低用量ピルは4時間以上時間を空けてから飲みましょう。
併用が試みられることがある。ただしH2受容体拮抗薬の単独投与では無効か ..
低用量ピルはこれらのお薬の代謝を抑制し、血中の薬の濃度が高くなり効果が強く出てしまうことがあるため、併用注意とされています。なお、ステロイドについては飲み薬の併用は注意となっていますが、塗り薬や点鼻薬については、問題ないとされています。
このような薬を低用量ピルと併用すると、これらの薬の効果が弱くなってしまうことがあります。そのため、ここに載っているお薬を服用されている方は、低用量ピルを服用する前に必ずこれらのお薬を処方されている医師へ低用量ピルの服用をしたい旨をご相談ください。また、市販薬を購入する際や、風邪などを引き普段行かない病院へ行かれた際にも、低用量ピルを服用していることを必ず伝えましょう。
他の医薬品と併用してもよいですか?(飲み合わせ) | ファイチ
特にアセトアミノフェンは市販の風邪薬や頭痛薬にもよく含まれている製品なので注意しましょう。また、病院に行った際は低用量ピルを飲んでいることを必ず伝えましょう。低用量ピルの処方を受けるときも、すでに服用している薬がある場合は同様に伝えてください。
低用量ピルとの併用に注意したい成分に、セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)があります。鬱症状や更年期症状などの改善に効果が期待できるハーブで、サプリメントに含まれていることがあります。低用量ピルの効果を弱める可能性があるため、併用は控えましょう。
他の貧血用薬との併用はお控え下さい。 また、病院から他の処方薬をもらっている方は、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
漢方薬の服用だけでなく、生活習慣を見直すことも気になる症状の改善に役立ちます。ここでは、気の巡りを良くするためのおすすめの生活習慣をご紹介します。
また、上記のような薬は、服用をやめた後も薬の成分が体内からなくなるまでに時間がかかるため、4週間ほど間を空けてから低用量ピルを飲み始めるのがよいとされています。実際の対応方法は医師に確認してください。さらに、これらの薬を長期間飲むことになった場合は、低用量ピル以外の避妊方法も併用しましょう。
こんばんわ。 特に飲み合わせ問題ありません、大丈夫です。 2020/04/05
かつては、鉄欠乏性貧血の時に処方される鉄剤をお茶では飲まないように指導されていたようです。しかし、現在は、薬に含まれる鉄の量が多いので、お茶で生じる吸収ロスを無視できるとして、「臨床的に問題なし」と判断されています。従って、鉄剤をお茶で飲んでもかまいません。他では、骨粗鬆症の薬(ビスフォスフォネート製剤)について添付文書の併用注意を見ると、「カルシウムやマグネシウムなどと一緒になると吸収が悪くなる」とあります。牛乳や一部の高硬度ミネラルウォーターなどは駄目ですが、通常の(薄い)お茶では問題ないようです。結論として、手元に水や白湯がないときには、湯呑1杯弱程度のお茶で薬を飲んでも大丈夫です。
低用量ピルとの併用が禁止されてはいないものの、互いに影響する可能性のある薬はたくさんあります。そこでここでは、服用によって何が起こるかというカテゴリーで、併用禁止ではないものの注意が必要な薬をご紹介します。
[PDF] 2023年 10月 改訂版 北里大学北里研究所病院 院内医薬品集 第27版
低用量ピルとの併用が禁止されている薬は1つだけ。ヴィキラックス配合錠というお薬で、C型肝炎の治療薬となっています。この薬を服用している方が低用量ピルを一緒に服用すると、肝機能が悪化するという事例が高頻度でみられています。もしヴィキラックス配合錠を服用されている方で、低用量ピルの服用を希望される方は、この薬を終了してから、2週間以上空けて服用するようにして下さい。
〇:アレグラ錠 ····························· 32
お世話になります。
先程、アレグラと喘息吸入薬(フルティフォーム・メプチン)の併用は大丈夫かこちらでお伺いしたところ、大丈夫とのご回答を頂きました。
フェキソフェナジン塩酸塩の血中濃度が高まる可能性があります。 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムを含むお薬
低用量ピルは少量の女性ホルモンを含有する薬で、生理痛の改善や避妊効果などが期待できます。基本的に毎日飲むものなので、飲み合わせについてはしっかり理解しておきたいもの。低用量ピルには、併用してはいけない薬や、併用するとピルの作用に影響を及ぼす薬などがあるほか、一部の食品にも注意が必要です。そこで、併用禁止の薬、注意が必要な薬や成分、食品について詳しく解説します。
併用しようと思うのですが大丈夫でしょうか? また、鼻炎は薬を服用して ..
これはとても有名な飲み合わせです。降圧剤でもカルシウム拮抗剤と呼ばれるグループが比較的影響を受けるようです。アゼルニジピン(先発品名:カルブロック、以下同様)、シルニジピン(アテレック)、マニジピン(カルスロット)などは血中濃度が通常の2倍以上になるようです。一方で、アムロジピン(アムロジン・ノルバスク)などは、あまり影響を受けないようです。但し、添付文書には併用注意の記載がなされています。
併用薬やアレルギー、副作用歴などを確認して、薬剤を安全に使用して ..
漢方薬と他の医薬品やサプリメントとの飲み合わせについて詳しく知りたい方は、合わせてこちら▼もお読みください。
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アレグラfxはダメ?と聞いたらそっちの方がいいと言われた なんであれを蕁麻疹 ..
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)とは、胃腸の不調や口内炎に使用される漢方薬です。半夏厚朴湯と半夏瀉心湯には共通の生薬として「半夏」が含まれています。過去に半夏で過敏症を起こしたことがなければ、併用しても問題ないと考えられます。しかし生薬の量が増えることに注意は必要なので、念のため医師や薬剤師又は登録販売者に相談することをお勧めします。
具体的な飲み合わせの注意点は以下で詳しく解説いたします。
薬は基本的に水で飲むことが推奨されています。また、同時には飲まなくても、飲み合わせの悪い飲食物はいくつかあるため注意しましょう。ここでは特に注意が必要なアルコール、炭酸水、グレープフルーツ、コーヒーなどのカフェインを含むものについて解説します。
鉄剤との飲み合わせで禁忌となる処方薬にはタンニン酸アルブミンがあります。 タンニンと鉄が結合してタンニン酸の効果が減弱するためです。 その他飲み合わせに注意すべき処方薬として一部の抗生物質(キノロン系・テトラサイクリン系など)、甲状腺ホルモン製剤、制酸剤があります。
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)とは、しぶり腹、腹痛、過敏性腸症候群などに使用される漢方薬です。半夏厚朴湯と桂枝加芍薬湯には「生姜」が共通の生薬として含まれています。過去に生姜で過敏症を起こしたことがなければ、併用しても問題ないと考えられます。しかし、生薬の量が増えることに注意は必要なので、念のため医師や薬剤師又は登録販売者に相談することをお勧めします。
アレグラと酸化マグネシウムの飲み合わせには注意が必要です。 アレグラと酸化マグネシウムを同時に服用すると、アレグラの効果が弱まってしまう可能性が高くなります。 それは、酸化マグネシウムの成分が、アレグラの有効成分であるフェキソフェナジンを一時的に吸着してしまうことで体内への吸収量が減少するためだと考えられています。
加味逍遥散の効果や、他の医薬品との飲み合わせについてはこちら▼の記事で詳しく解説しています。
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またほかのアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬,鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬など(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬など)もアレグラFX、クラリチンEXともに併用が不可となります。
麦門冬湯と他の医薬品との飲み合わせについてはこちら▼の記事で詳しく解説しています。
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アレグラの飲み合わせ、禁忌があるかどうか知りたい
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貧血にならない様、市販の鉄剤エミネトンも飲んでいますが、問題はないですか? また、最近は花粉症もありアレグラを飲んでいますが影響はないでしょうか?
カフェインは薬の吸収や作用に対して影響を及ぼすとされています。低用量ピルに直接的に影響する可能性は低いのですが、念のため一緒に服用をしないようにしましょう。
禁忌、禁止、併用しない、併用(投与)を避ける など
また、半夏厚朴湯と西洋薬の飲み合わせについては、特に報告されている注意事項はありません。ただし、西洋薬と漢方薬を併用する場合も、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
フェキソフェナジンと胃薬との飲み合わせにおいては一部注意が必要です。 特に胃酸を中和する制酸薬の水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムは、フェキソフェナジンの吸収量が40%程度低下させると報告されています。 胃薬を選ぶ際は、これらの成分が含まれていないものを選びましょう。
長期的に抗菌剤を使っていると、抗菌剤に耐性を持つ菌が出現します。ビブラマイシンの場合は耐性を持った菌が発現しにくく、長期使用しても効果が落ちづらいという利点があります。ただし、飲み忘れや完治前に服薬を中断することでビブラマイシンが効きづらくなりますので、正しく服用することが重要です。
菌に対し同様のアプローチをする他の抗菌剤では1日数回の服用が必要ですが、ビブラマイシンは1日1回の服用で他の抗菌剤と同様の効果が得られます。食事を摂っていなくても服用できる利便性の高い薬ですが、1日のうち服用するタイミングは決めておくことが大切です。また、飲み忘れた場合は、「飲み忘れから12時間以内であれば」気付いた時に服用してください。翌日の服用タイミング直前に気付いた場合、そのまま1日分飲み飛ばしてください。
妊娠中はビブラマイシンを服用しないようにしましょう。妊娠後期に服用すると、胎児の骨の発育不全や歯の変色・形成不全を引き起こすことがあります。同様に授乳中・小児への投与もおすすめできません。
ビブラマイシンは薬の飲み合わせに特に注意が必要なお薬です。
カルシウム・マグネシウム・アルミニウム・鉄などの金属製物質と同時に服用すると、ビブラマイシンがほぼ効かなくなります。金属製剤はサプリ以外にも、プロテインや胃薬・総合感冒薬・栄養剤・鎮痛剤・漢方など非常に多くの製剤・健康食品に含まれています。特にマグネシウムは、殆どの市販薬に含まれていると言っても過言ではありません。ビブラマイシンと他の薬・サプリは服用に2時間以上あけるようにしましょう。また、大量の牛乳や硬水もカルシウム・マグネシウム量が多いので2時間ほど間隔を空ける必要があります。
月経不順や子宮内膜症・避妊等によりピルなどを服用している場合、ビブラマイシンを併用することによってピルの効果がやや弱まります。月経不順や子宮内膜症等では大きな問題ではありませんが、うっかり妊娠を防ぐためにビブラマイシン服用中・服用終了後1週間はコンドームなど他の避妊方法を併用してください。
その他精神疾患の薬・血液をサラサラにする薬・血糖値を下げる薬は薬の効果が変動します。詳しくは薬剤師に相談してください。