[PDF] 2 当院採用の糖尿病治療薬における腎機能に応じた投与量一覧


“DAPA Care”は、フォシーガの心血管、腎、臓器保護作用を評価する一連の臨床プログラムです。終了済みおよび進行中の試験を含め35,000例以上の患者さんを対象とする35件以上の第IIb/III相試験から構成されており、フォシーガはこれまでに250万患者年以上に処方されています。またフォシーガは、現在、2型糖尿病合併の有無に関わらず、駆出率が保たれた心不全患者さんを対象として有効性を評価するDELIVER第Ⅲ相試験および急性心筋梗塞(MI)または心臓発作発症後の非2型糖尿病患者さんを対象とした第Ⅲ相DAPA-MI試験が進行中です。DAPA-MI試験は、この種の試験では初めてとなる適応症追加を目的としたレジストリに基づく無作為化比較対照試験です。


フォシーガの併用禁忌薬(併用が禁止されている薬)はありません。

糖尿病の薬には、多きくわけて3つの作用機序でお薬の種類があります。
下記の3つのタイプに分けられます。

SGLT2阻害薬というのは薬の種類名で、実際の薬物名でいきますと、院内では、ジャディアンス、フォシーガの採用があります。また、前回紹介した阻害薬の成分をミックスした、カナリア配合錠、トラディアンス配合錠も採用しています。前者は「カナグル」という名前の薬と「テネリア」という名前の薬、後者は「トラゼンタ」という名前の薬と「ジャディアンス」という名前の薬をミックスしたものです。

[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..

糖尿病の治療では、まず食事療法と運動療法を実施しますが、これらを2~3か月実施しても血糖値に良い結果が得られない場合は、薬によって血糖値を下げる薬物療法を実施します。薬物療法で使用する糖尿病の治療薬は、2023年7月現在では10種類ありますが、これらは体にどのように作用するかによって、4つにタイプに分けられます。

フォシーガ(ダパグリフロジン)は、1日1回、経口投与のファーストインクラスの選択的SGLT2阻害剤です。研究により、心腎疾患の予防および進展抑制、ならびに各臓器の保護に対するフォシーガの有効性が示され、心臓、腎臓および膵臓の臓器間の基本的な関連性を示す重要な知見が得られました 1,12,13。これらの臓器の一つでも損傷を受けると、他の臓器の機能低下を引き起こし、全世界で主要な死因となっている2型糖尿病、心不全およびCKDを含む疾患の発症につながります 14-16

・トラゼンタで効果不十分な場合はジャヌビアを使用する。 ・早朝低血糖が発現する場合はエクアを 1 日 1 回での使用を考慮する。

肥満を合併する、インスリン血糖値を下げるホルモンは潤沢に出ているが、それがうまく効いていない「インスリン抵抗性」が想定される患者さんでは優先順位第位、肥満のない、インスリンを自前で作る力がもともと体質的に弱い「インスリン分泌不全」が想定される患者さんでは優先順位は下位となっています。上述の通り、「インスリン分泌不全」タイプの患者さんでは合併症のリスクが高まるため、あまり優先して投与する薬ではないのですが、日回の内服で済む血糖降下作用の高い薬ですので、やせ型の「インスリン分泌不全」タイプの患者さんであっても、適切に他の薬と組み合わせて処方することがあります。

本サイトでは薬についてのすべての情報が記載されているわけではありません。
使用中の薬についての詳細は、主治医、薬剤師、医療スタッフに確認しましょう。糖尿病以外にも病気がある方、妊娠中の方は特に注意が必要です。使用中の薬に対する不安、不明な点がある場合であっても自己判断で中止せず、まずはご相談ください。

トラゼンタ錠5mg (胆汁排泄型選択的DPP-4阻害剤; −2型糖尿病治療剤−) (D09566) ..

小腸からの糖分の消化・吸収を遅らせて食後の高血糖を抑えます。ほかの薬との併用が適していると考えられています。主な副作用として、胃腸障害、おならの増加、お腹の張り、下痢があります。

DAPA-CKD試験は、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージの2~4、かつ、アルブミン尿の増加が確認された4,304例を対象に、フォシーガ10mg投与による有効性と安全性をプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験です。フォシーガ は1日1回、ACEiもしくはARBによる治療と併用されました。複合主要評価項目は、腎機能の悪化もしくは死亡(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、心血管または腎不全による死亡)リスクでした。副次評価項目は、腎機能の複合評価項目(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、腎不全による死亡)、心血管死もしくは心不全による入院、および全死因死亡のいずれかの初発までの期間でした。試験は日本を含む21カ国で実施されました 1。結果は に掲載されました 1


糖尿病治療薬について | きむら内科小児科クリニック | 名古屋市緑区

CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患です(eGFRの低下、あるいは腎臓の障害を示唆する指標の変化、もしくはその両方が、最低3カ月間認められた場合と定義されています 4。CKDを発症する最も一般的な原因疾患は、糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎です 10。CKDは高い有病率や、心不全や若年死をもたらす心血管イベントリスクの増加に関与しています。CKDの最も重篤な状態は末期腎不全(ESKD)と呼ばれ、腎障害および腎機能低下が進行し、血液透析や腎移植を必要とする状態となります 2。CKD患者さんの多くはESKDになる前に心血管系の原因によって死亡しています 11。現在、日本におけるCKD患者数は、約1,300万人と推定されています 6

ほかの薬との併用が適していると考えられています。主な副作用として、胃腸障害、おならの増加、お腹の張り、下痢があります。 SGLT2阻害薬:

糖尿病の飲み薬は、その作用から大きく分けて3つに分類することができます。

[PDF] 何種類の薬を併用していたら多剤併用と呼ぶのかについて

上図は阻害薬を内服した人、そうでなかった人の心臓病の発生率を比べた研究なのですが、青色の線の「」と書かれた阻害薬を内服した人達において、心臓病の発生率が内服後年、年・・・と経過するにつれてどんどん下がっていき差がついていることが伺えます。これまで糖尿病の薬でこれだけ心臓病の発生率を低下させた薬はありませんでしたので、とても大きなインパクトがありました。

何種類の薬を併用していたら多剤併用と呼ぶのかについて、明確な基準はありません。しかし

(1)グリメピリドとロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)で、血糖降下作用増強の可能性があり、併用注意。
テルミサルタンとロキソニンまたはボルタレンで、降圧作用減弱、腎機能障害者で腎機能悪化の可能性があり、併用注意。
ラベプラゾールを消化性潰瘍で服用の場合、ロキソニンまたはボルタレンは禁忌。
(2)アドレナリンを含有する麻酔薬を使用する場合、
チラーヂンS(レボチロキシンナトリウム水和物)とアドレナリンで、冠動脈疾患がある患者では、冠不全のリスクが増大する可能性があり、併用注意。
グリメピリド、フォシーガ(ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)、トラゼンタ(リナグリプチン)の血糖降下作用減弱の可能性があり、併用注意。

低血糖などは起こしにくく使いやすお薬で、ビグアナイド薬と併用してよく使います。 ..

主な副作用として低血糖や体重増加があります。低血糖を起こしやすいため、高齢者では注意が必要な薬です。また、高度な肝・腎機能障害がある方、1型糖尿病の方は使用できません。

腎・肝障害のある患者及び高齢者は、遅延性低血糖をきたすリスクがあるので注意を要する。 2種類以上のSU薬の併用 ..

アストラゼネカの子会社であるアストラゼネカ株式会社は、2013年、フォシーガに関して、小野薬品工業株式会社 と日本におけるコ・プロモーション契約を締結しました。本契約に基づき、小野薬品工業株式会社はフォシーガの日本における流通および販売を担い、アストラゼネカ株式会社と2型糖尿病、1型糖尿病および慢性心不全においてコ・プロモーションを実施しています。両社は慢性腎臓病においてもコ・プロモーションを行います。

両者を併用することもある. インスリン療法はインスリン依存状態の場合は絶

膵臓にあるインクレチンというホルモンは、血糖値が高いときにインスリンの分泌を促進し、血糖値を上げるホルモンが分泌されるのを抑制し、血糖を下げます。DPP-4阻害薬は、インクレチンが分解してしまうのを抑えてインクレチンの作用を助けます。体重が増えにくいというメリットもありますが、主な副作用として低血糖や便秘があり、SU薬やインスリン製剤と併用する場合は特に低血糖に注意が必要です。

普段はSGLT2阻害薬としてフォシーガをよく使っているが、合剤がない。 ..

フォシーガ は、 および においても2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDの治療薬として承認を取得しており、現在世界のその他の国においても審査が進行中です。フォシーガは2型糖尿病成人患者さんの血糖コントロールを改善する食事および運動療法の補助療法、および1型糖尿病 の成人患者さんに対するインスリンの補助療法を適応としています。また、本剤は2型糖尿病合併の有無に関わらず、左室駆出率が低下した慢性心不全の成人患者さんの治療薬としても承認されています。

与試験」 を活用し, 各メーカーにより併用効能のバラツキを解消するように求めています。 ..

悪心、下痢、便秘、低血糖など
スルホニルウレア薬(SU(エスユー)薬)をすでにお飲みの方でこの薬を飲む場合は、低血糖に特に注意が必要です。
※ビグアナイド薬と作用機序の一部が共通している可能性があるので両剤を併用した場合、他の薬剤との併用時に比べ消化器症状がでやすくなります。

3剤療法. 3か月後に. 目標A1cを達成? 生活習慣管理+メトホルミン+2剤追加薬剤. 服薬状況を評価. 注射薬併用療法を検討.

第Ⅲ相DAPA-CKD試験においてフォシーガは、CKDステージ2~4、かつ尿中アルブミン排泄の増加を認める患者さんを対象に、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEi)もしくはアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB) との併用で、腎機能の悪化、末期腎不全 への進行、心血管死または腎不全による死亡のいずれかの発生による複合主要評価項目のリスクを、プラセボと比較して、39%低下させました (絶対リスク減少率 [ARR]=5.3%, p 9。フォシーガの安全性と忍容性は、これまでに確認されている安全性プロファイルと一貫していました。

[PDF] 糖尿病薬のトリセツ」 大阪市立総合医療センター WEBセミナー

糖尿病治療の薬物療法に用いる経口薬や注射薬は、少量から始めて血糖コントロールの状態をみながら徐々に増量します。体重減少や生活習慣の改善による血糖コントロールの改善に伴って糖毒性が解除され、薬剤の減量や中止の可能性もあります。

4剤併用療法が必要な場合や、SGLT2阻害薬及び/又はGLP-1受容体作動薬に忍 ..

アストラゼネカのバイオファーマ研究開発担当エグゼクティブバイスプレジデントであるMene Pangalosは次のように述べています。「本承認は、慢性腎臓病の患者さんの予後を改善するという当社の目標の実現に向けた重要な一歩となりました。当社は、フォシーガのような新薬によって標準治療を向上させるとともに、時に患者さんを衰弱させ、生命を脅かす慢性腎臓病の予防および早期診断にも取り組んでいます」。

また、インスリンやGLP-1受容体作動薬といった注射薬と併用する場合もある。 ..

悪心、下痢、便秘、低血糖など
スルホニルウレア薬(SU薬)をすでにお飲みの方でこの薬を飲む場合は、低血糖に特に注意が必要です。
※ビグアナイド薬と作用機序の一部が共通している可能性があるので両剤を併用した場合、他の薬剤との併用時に比べ消化器症状がでやすくなります。