85 『チラーヂン』と『メルカゾール』,同じ甲状腺疾患治療薬の違いは?
OTC医薬品は薬局・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品(いわゆる市販薬)です。そのため、間違った使い方をするとトンデモナイことになる場合があります。医療機関で処方されるアレルギー性鼻炎の点鼻薬は、抗アレルギー薬あるいは副腎皮質ステロイド単独であり、OTC医薬品(市販薬)の一部も同じです。例えば、
メルカゾールを減薬し副作用の湿疹が減ったのでアレグラを頓服に、昨日今日と飲んでいない。そしたらまぁ鼻炎でグズグズ 更にずっと口の中が痒い…
また、エリスロマイシン(抗生物質)、ケトコナゾール(抗真菌薬)との併用注意になっています。
パッチテストはIV型(遅延型)アレルギー反応の検査法で、通常48 時間後に判定します。
11月14日に通院、メルカゾールを1日1錠に減薬した。 メルカゾールの副作用で、湿疹のアレルギー症状が出る為、思い切ったペースでの減薬。
スギ花粉が春先だけと考えるのは間違いです。実は年中飛んでいます(花粉カレンダー参照)。確かにスギ花粉のピークは春先です。しかし、空調に取り込まれたスギ花粉が、その後も放出され続けたり、11月の気温が高い日には春先と同じように杉の木から花粉が散布されます。スギ花粉症のあるの人は、再発予防のため1年中、抗アレルギー剤を飲み必要があります。
長崎甲状腺クリニック(大阪)では、の増悪・再発を防ぐため、何らかのアレルギーのある方は、抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)と同時に抗アレルギー薬の常用を勧めています。
バセドウ病に用いる抗甲状腺薬には,チアマゾール(メルカゾール)とプロピルチオウラシル(チウラジール/プロパジール)がある. ..
ザイザル®(レボセチリジン塩酸塩)は、腎機能低下の影響を受けやすいため、eGFRが低下している場合、1回量を2.5mgに減量するなどの配慮が必要。
共通免疫であるアレルギー性結膜炎とは合併している率が高いのですが、よく眼科でによる瞼(まぶた)の腫れや結膜炎をアレルギー性結膜炎と勘違いして延々と抗アレルギー点眼薬のみを処方しているケースがあります[Allergy Asthma Proc. 2005 Nov-Dec;26(6):440-4.]。
なお、メルカゾールやプロパジールは他の薬と併用しても支障ありません。
長崎甲状腺クリニック(大阪)では、経口の抗アレルギー薬と重複が無く、安全性と有効性が高いクロモグリク酸ナトリウム点眼液を処方しています。また、長崎甲状腺クリニック(大阪)の近くの院外薬局では、ソフトコンタクトレンズ用の添加物の入っていないクロモグリク酸ナトリウム点眼液も処方してくれます。
黒カビ、正式名クラドスポリウムは湿気の多い室内で繁殖する代表的なカビのひとつです。浴室、洗面室に限らず、湿度70%以上になるまで加湿器をガンガン炊いている通気性の悪い部屋(マンションの一室など)に黒カビは生えます。カビアレルギーのある、でなくてもカビアレルギーのあるアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息患者には地獄の環境になってしまいます。いわゆるカビ臭い部屋・家なら疑い濃厚ですが、住んでいる当人は臭いに気付き難いものです。友人など第三者にカビ臭いかどうか確認してもらうのが良いでしょう。
メルカゾールR 5 mg錠(チアマゾール)1回3錠 1日1回 朝食後②FT4値が5 ng/dL ..
ディレグラ配合錠®は、アレルギー性鼻炎の治療薬アレグラ®(フェキソフェナジン)と塩酸プソイドエフェドリンの合剤。プソイドエフェドリンは元々、覚せい剤の原料です。
[PDF] No. 主な原疾患等 原因医薬品名 副作用名 不支給等理由 判定
抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)を飲んでいる以上、常にの副作用がおきる危険を持っています。実際にメルカゾール、プロパジール、チウラジールとアレグラ®(フェキソフェナジン)を併用し、をおこした報告はありません(ひょっとすると、医者も気付かず、ただのと処理されているだけかも・・)。そのような状況下で、アレグラ®(フェキソフェナジン)の併用は、可能なら避けたいものです。
[PDF] 令和4年度 単品単価契約品目一覧表(医療用医薬品)
長崎甲状腺クリニック(大阪)で、抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)服薬中のには絶対に使わないアレグラ®(フェキソフェナジン)。
薬物相互作用検索ツール | ゾコーバ | 塩野義製薬 医療関係者向け情報
アレルギー性鼻炎,オロパタジン,甲状腺,メルカゾール,プロパジール,チウラジール,,抗アレルギー薬,セチリジン
アレグラ錠【30mg】, 4490023F2020, 30mg1錠, 51.1
アレルギー性鼻炎治療薬アレグラ®(フェキソフェナジン)は眠気が少なく、自動車運転も制限されないが、白血球減少、好中球減少、の副作用があるため抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)との併用は避けたい。ディレグラ配合錠はフェキソフェナジンとプソイドエフェドリンの合剤での交感神経刺激作用を増強。長崎甲状腺クリニック大阪で勧める抗アレルギー薬はアレロック®(オロパタジン)、ジルテック®(セチリジン)、ザイザル®(レボセチリジン)。クラリチン®はの服薬可能。セレスタミン配合錠は副腎皮質ステロイド。
メルカゾール錠 5㎎, 2432001F1033, 5mg1錠, 9.6
スギ花粉が春先だけと考えるのは間違いです。実は年中飛んでいます(花粉カレンダー参照)。確かにスギ花粉のピークは春先です。しかし、空調に取り込まれたスギ花粉が、その後も放出され続けたり、11月の気温が高い日には春先と同じように杉の木から花粉が散布されます。スギ花粉症のあるの人は、再発予防のため1年中、抗アレルギー剤を飲み必要があります。
30 『ポララミン』と『アレグラ』,新旧の抗ヒスタミン薬の違いは?〜第一世代と ..
とは、Th2細胞[抗体を介する免疫をおこなう2型ヘルパーT細胞]が主体の共通の免疫反応
☆フェキソフェナジン塩酸塩 OD 錠 30mg<先アレグラ>
スギ、ヒノキの花粉によるの時期はの発症・再発が多くなります。アレルギー反応とは、共に[抗体を介する免疫を司る2型ヘルパーT細胞]による共通免疫反応のためと考えられます。
[PDF] Common Diseaseの診療ガイドライン_薬剤一覧
アレルギー性鼻咽頭炎、アレルギー性結膜炎(花粉症)とはによる共通免疫で、アレルギーがの発症・再発を誘発。シックハウス(ホルマリンアレルギー)・ゴキブリ/蛾/ユスリカアレルギー、加湿器が原因の黒カビ(クラドスポリウム)アレルギーにも注意。アレルギー性結膜炎に合併していると見逃される。との合併、抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)に対するアレルギー反応で好酸球増加。に好酸球増加症を伴うと予後不良。
[PDF] 参考: 本研究協力32施設での剤形変更品目一覧 (平成17年度調査)
抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)の最も恐ろしい副作用もで、何十年服薬しようが、その可能性はゼロになりません。
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「SANIK」 【アレグラ錠60mg】
は遺伝性が高く(79%)、家系は珍しくありません。遺伝性はアレルギー性疾患も同じで、かつアレルギー体質の家系なら、将来、が発症・増悪しない様、アレルギーを予防する必要があります。