OreKin” 『コブラ』マッチをくわえるマリオン・コブレッティのスライドポジ ..
一方、ニコラス・ウィンディング・レフンはガチのファンらしく、カンヌ映画祭監督賞を受賞した代表作『ドライヴ』(2011年)ではライアン・ゴズリング扮する主人公のドライバーに爪楊枝を咥えさせているのですが、これはコブラのマッチ棒に相当しているとのことでした。
腕っぷしで勝てないからマッチ棒的な人間が世を仕切るようになってるとも ..
ヴァン・ダムの次はスタローンを鑑賞ッッ!!
(※"ひとりスタローン祭り"開催の予定はありません…笑)
タイトなジーパンに革靴 & グラサンにマッチ棒咥えて渋くキメた"コブラ"の異名を持つスタローン…
1986年、シルベスター・スタローンが『ロッキー』『ランボー』に続くアクションヒーローのシリーズ立ち上げを目論んで創ったに違いないのが、ポーラ・ゴズリングの小説『逃げるアヒル』を映画化した刑事物『コブラ』でした。脚本はスタローン、監督は『ランボー/怒りの脱出』のジョージ・P・コスマトス。
同じ年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演の刑事物『ゴリラ』も公開され、2大筋肉アクションスターのライバル関係がいよいよ顕著になると同時に、翌'87年にはメル・ギブソン&ダニー・グローバー主演『リーサル・ウェポン』、'88年にはブルース・ウィリス主演『ダイ・ハード』などの傑作が次々と公開され、ポリスアクション映画の一大ブームが巻き起こる事にもなりました。
BIGスターがアウトローな暴力刑事を演じるポリスアクション物のはしりは'68年にスティーヴ・マックィーンが主演した『ブリット』だけど、'80年代のブームに最も大きな影響を与えたのは何と言っても、'71年に公開されたクリント・イーストウッド主演『ダーティハリー』に尽きるかと思います。
同じ年に公開されてアカデミー賞にも輝いたジーン・ハックマン主演『フレンチ・コネクション』の存在も大きいけれど、大口径の拳銃で犯人を容赦なく処刑した直後、小粋な決め台詞を吐くようなアウトロー刑事の元祖は間違いなくハリー・キャラハン。
特にスタローン氏とシュワルツェネッガー氏のかぶれ方は顕著で、本作『コブラ』の場合は主人公=マリオン・コブレッティ刑事のアウトローなキャラ設定のみならず、キャスティングでも相棒刑事役に『ダーティハリー』1作目でハリーの相棒を演じたレニ・サントーニ、さらに嫌味な上司役に同作で無差別殺人鬼「スコルピオン」を演じたアンドリュー・ロビンソンを起用する等、まるで「シュワルツェネッガーなんかより俺の方がずっとクリントを尊敬してるんだぜ」と見せつけんばかりのオマージュぶり。面白いですw(近年は仲良くしてるけど当時は本当に犬猿の仲だった)
だけど意外なことに、その『コブラ』の原型はなんと、先にエディ・マーフィー主演で公開された『ビバリーヒルズ・コップ』('84) なんだそうです。製作陣は当初『ビバリーヒルズ~』をスタローン主演で準備を進めてたんだけど、脚本をスタローン先生があまりにスタローン色に染めて全く別物にしちゃうもんだから、丁重にお引き取り願ったんだそうです。
だけど当時は『ロッキー』『ランボー』の二大シリーズが軒並み大ヒットで先生は無敵状態。とにかく創れば当たるんだから何でも創っちゃえ!ってことで、ボツにされた脚本が『コブラ』として復活したワケです。
まぁしかし、ストーリーはあって無いようなもんでw、スタローン先生がこだわったのはマリオン・コブレッティ刑事のキャラクター造形に尽きるかと思います。
レイバンのサングラス、革手袋、無精髭、くわえマッチ棒、象牙のグリップにコブラを刻んだCOLTナショナルマッチ、組み立て式サブマシンガンのヤティマティック、そして愛車の50年型マーキュリーと、形だけ凝りに凝りまくったけど中身はいつものスタローンというw、『刑事貴族』の舘ひろしさんみたいなもんですw
だから観て喜んだのはスタローン・ファンとガンマニアだけで、批評家筋からは酷評の嵐。この辺りから先生はラズベリー賞(最低映画賞)の常連になって行かれますw
私はスタローン・ファンでガンマニアですから当時は素直に楽しめたけど、今あらためて観るとラズベリー賞は極めて妥当だったと納得しちゃいますw
まず、カルト教団の殺人現場を目撃して命を狙われ、コブレッティ刑事にガードしてもらう内に恋に落ちるヒロインが、身体はデカイし気はめちゃくちゃ強そうだしでちっとも守護本能をくすぐられない。
演じるのは当時スタローン先生と結婚したばかりのブリジット・ニールセン。シュワちゃんの元カノだから対抗意識だけで結婚したのかも?
で、登場した時はめちゃくちゃクールだったコブレッティが、彼女と打ち解けるにつれ小粋なアメリカンジョークを連発するようになるんだけど(そこに『ビバリーヒルズ・コップ』の名残がある?)、それがデーブ・スペクター並みに笑えないw なのにブリジットがいちいち爆笑するもんだから余計に痛々しいw
思い返せばスタローン先生のジョークは『ロッキー』1作目の頃から笑えないんだけどw、朴訥キャラのロッキーなら許せたんです。だけど徹頭徹尾カッコつけてる今回のキャラでデーブさん並みは非常にマズイ。いや、今となっては逆にスベリ芸として楽しめるかも知れないけど……
で、あとはひたすらバキュン!バキューン!バリバリバリバリ!ドッカーン!!ですから批評家筋が褒める理由がありませんw
まあ、そんな映画ですw スタローン先生が映画の中で、どんなに残虐非道な殺戮行為を繰り返しても愛され続ける理由が、この『コブラ』には詰まってる……と、言えなくもありません。
最後の子ども達からの質問で「レッスンの途中で何度もマッチ棒、って言ってたのはなんですか?」とマッチ棒と聞こえていたのは、ótimo !
インターネット動画サイト「GyaO」にて鑑賞。主演はシルベスタースタローン。
以下、ストーリー。
ロサンゼルス市民を震え上がらせる連続殺人事件が発生するも、ロサンゼルス市警は全く手掛かりが掴めずにいた。
そんな中、新人モデルのイングリットヌードセンは、たまたま連続殺人実行犯、ナイトスラッシャーの顔を目撃してしまう。
彼女の証言を恐れたナイトスラッシャーは、彼女の素性を調べ上げ、殺害を試みるが失敗。
再び彼女が襲われると判断したロサンゼルス市警のハミダシ刑事、コブラこと、マリオンコブレッティは、彼女を警護しつつナイトスラッシャーに肉薄する…。
ちなみに、主人公コブラ役のシルベスタースタローンと、ヒロインであるイングリットヌードセン役のブリジットニールセン(役名と名前が似ている…)は、この映画の撮影中、婚姻関係にありました。
撮影終了後に離婚しちゃったけれども。
これは子供の頃から好きな映画で、何度か目にしているのですが、何故か強く記憶に残っている部分が多いんだよね。
スパイク付きのメリケンサックとナイフが一緒になったみたいな、ナイトスラッシャーの使う見るからに凶悪な武器とか、やたらと印象に残っています。
タカハシレーシングでスタントマンをされていた経験もある高橋昌志さんは、自らの著書で、映画『コブラ』でコブラ刑事の乗る『コブラ』(紛らわしい…(笑) 劇中でコブラ刑事は『ACコブラ』というスポーツカーに乗っている)が繰り出したカーアクションが、余りのインパクトの強さから、スタント業界で、以来、『コブラ』と呼ばれるようになった、とも書かれていました。
確かに、そのシーンも良く覚えているし、今見ても充分な迫力があります。
CGを使わない、チカラ押しのアクションシーンも、やっぱり良いですね。
健康志向のコブラ刑事は何となく、今見ると現代的。煙草嫌いでマッチ棒をクチに咥え、相棒には砂糖の食べ過ぎは良くないとか、添加物の入っていないモノを食べろとか、結構最近の草食男子みたいなコトを言う。
また土産物屋(?)の店先にあった子供向けの首振り人形に興味を示したりと、案外可愛い部分があったりもする。(名前も女性に多いマリオンだし)
それでいて性格は『ダーティハリー』のハリーキャラハン張りに強引で、「犯罪を犯す人間は、殺しちまっても良いんだよ!!」なんて言い出しそうな程の肉食系。
その辺のアンバランスが魅力なのかも。
俺の中で、何度見てもカッコイイなぁと思うのは、最初の事件を片付けたコブラが、家に戻って来るなり冷蔵庫を開け、宅配ピザの箱とタマゴの紙パックを取り出し、乱暴に机の上へ置くと、ピザの箱の中から食べ掛けのピザを引っ張り出して、温め直しもせずに普通の事務バサミで切り取り、書類だらけの散らかった机の上で、余り美味くもなさそうに食べるシーンかな。
美味しくなさそうなのに、ピザが食べたくなる不思議。ちっとも美味しくなさそうなのに、食べたい。何故だか。
映画を見ていると、ありませんか。そう言ったシーン。冷めたジャンクフードなんかを頬張って、「人間の食い物じゃねぇな…」なんて。嫌そうに。
何でか、食欲をソソラレるんですよ。
そんなピザを食べながら、タマゴの紙パックを開けると、中には銃の手入れをする道具の数々が何故か収められていて、愛用の銃『コルト ナショナルマッチ コブラ(クルマが『コブラ』なら、銃も『コブラ』なのだ!!)』のメンテナンスをしつつ、忌々しげにテレビで連続殺人事件のニュースを見る。
まぁコレがカッコイイ。
公開当時は、今ではお馴染みの宅配ピザの箱も珍しくて、何だろう、と。まだ日本に宅配ピザがやって来て間もない頃でしたから。
そんな、印象深いシーンが盛り沢山の映画『コブラ』。
やっぱり好きですね。面白かったです^^
~オマケ~
スタントマン高橋昌志さん言うトコロのカーアクション『コブラ』。
動画開始2:00~。
敵の銃撃を受け、コブラ(人)が一度気合を入れた直後に、コブラ(クルマ)の見せる動きが、後に『コブラ』と呼ばれるようになったとか。
ちなみに、この際にコブラ(人)が撃っている銃は、コブラ(銃)ではありません^^;;
だから見てくれも関係ない……かと思いきや、そのあたりには思い切りこだわってみせるのもコブラ流だ。黒いジャケットに黒革のグローブ、レイバンのティアドロップ型サングラスを身につけたワイルドなファッション。口元には常にマッチ棒を咥えている。渋い。実に渋い。
主人公の相棒は「ダーティハリー」でのハリーの相棒棒を演じたレニ・サントーニ。 ..
OreKin
1st Theme:オレ様の愛用品
オレ様にとって必要なものは何でしょうか?威厳、風格、権力…などなど考え始めたらいくつでも出てきそうです。そこで最初のテーマはオレ様たちに最も近い存在として彼らの愛用品について語らせていただきたいと思います。
1-1:マリオン・コブレッティ
コブラ刑事の愛用品は数多くありますが、今後武器などはそのジャンルでテーマを組む予定ですので、ここではアクセサリーや常に身に着けているもの、或いはその人物を語るにあたって見逃せないものをフィーチャーしていきたいと思います。
コブラ刑事の代表的なトレードマークといえば、やはりサングラスではないでしょうか?80年代に流行したレイバンのサングラス…とても恰好良くてさらにスタローン黄金期とあって、かつての若い男性はこのレイバンをかけて街を歩くことを憧れたのではないでしょうか?『コブラ』だけでなく、トム・クルーズさんが『トップガン』で使用していた、マイケル・ジャクソンさんも愛用されていたこともあり、レイバン人気は相当なものでした。しかしながら、私はこのサングラスを目の前にする機会が何度かありますが、購入するまでに至っていません。理由は単純で私の丸顔には似合わないからです。今となっては使用せず、コレクション目的として所有するのも一案かなと思い始めていますが、少なくとも現時点でレイバン(『コブラ』と同タイプモデル)を所有しておりません。
そしてマリオン・コブレッティを語るにおいて忘れられない身近な愛用品としてマッチ棒があると思います。かつて日本映画でもマッチ棒でなくても唇で楊枝を加えている人物がいます。私の幼少期において両親の知り合いでいつも楊枝を加えている人もいました(昭和だなぁ…)。この時代になって唇で何かをはさんで歩いている人はそうそう見かけなくなりました。特に若い人でそんなことをしている人は見たことがありません。
長くなりましたが、こんな感じでOreKinをやっていきたいと思います。本日のメモラビリアはスチール写真の原本となる『コブラ』のスライドポジです。愛用品のマッチを加えるコブラ刑事です。
Duttonさん(65歳)…『D-TOX』でスライの同僚を演じ、極寒の施設D-TOXにジェイク・マロイ(スライ)を連れて行く役を演じる
Part 05/42:『コブラ』 ナイトスラッシャー、最初の殺害現場
2226 Enterprice Street, Los Angeles, California
『コブラ』のロケ地第3弾!
今週は映画の中で初めて異常殺人集団ナイトスラッシャーが殺人を犯すシーンです。このロケ地に向かう最中でちょっとしたことが…。ロケ地をほぼ目の前にして、通りで一人の男性が警察に捕まる瞬間を目撃しました。どうやら所持していた違法ドラッグが見つかってしまったようです。男はその場で逮捕されていました。映画でも殺人が起こる場所なので、このロケ地はリアル感が半端無く、緊張感でカラダが固まりました。
殺人を企てるナイトスラッシャー一味は、ヴァンでここの高速道路高架下を通過し、殺害ターゲットとなる女性が働くレストランに向かっていくのです。
今週のメモラビリアは『コブラ』より、マッチ棒を加えたマリオン・コブレッティのスチル写真です。
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コブラ剛田クリスチーネソゴル類推スペシャル一世ツイストさんにそんなこと言われても…あ、「相模のマッチ棒」のことか!なるほど