僕の秘密 兵器#3 愛のコブラツイスト(ヒロイン:伊勢みはと)


映画の冒頭で宣教師ダコバを賞金稼ぎのジェーンが首を刎ねるが、首だけになっても生きているのが不気味。途中でコブラに出会うが、「コブラは死んだわ」とそっけないジェーン。保安官に突き出すが彼は海賊ギルド。早速彼女の事を通報する。コブラがジェーンの部屋に向かうと首だけのダコパに襲われていた。さらにそこに海賊ギルドの特殊部隊が襲撃。コブラの助けもあって何とか逃れるが、そこでコブラはサイコガンを使い、ギルドの宇宙船を撃破する。本作はクリスタルボーイがラスボスという事もあって、サイコガンが大活躍するシーンはここぐらいで、あとはひたすら雑魚キャラしか相手にしない。


サイコガンを持つおたずね者コブラが、ジェーン、ドミニク、キャサリンの三姉妹と出会い、クリスタルボーイと死闘を繰り広げる

『コブラ』では、基本的に各エピソード毎に登場してくるヒロインが変わることから、同様の構図を持つ『007』シリーズの“ボンドガールズ”宜しく、歴代のヒロイン格の女性キャラクター達をまとめてこう呼んでいる。

タートル号で脱出した二人。そこでジェーンは自分の正体を明かす。彼女は100年前に滅んだとされる惑星ミロスの女王。他に二人の姉妹がいて、3人の姉妹が一つになるときにミロスが死の惑星からよみがえる。ジェーンはコブラにドミニクとキャサリンの捜索を依頼する。

食玩フィギュア 3.ドミニク スペースアドベンチャーコブラ ..

ギルドに支配されている、シド刑務所に収容されているキャサリンを探すため、潜入するがこのやり方が思いっきり力技。当然だがギルドに知れて、クリスタルボーイがその前に立ちはだかるが、彼をかわすとそのまま刑務所に入って捜索する。その探し方が監房の囚人に聞いて回るという気が遠くなるようなやり方。キャサリンのテレパシーで見つけるが、彼女はクリスタルボーイを愛していた。コブラを閉じ込めジェーンを殺すキャサリン。

何とか脱出できたコブラは、ジェーンとの約束を果たす為ドミニクを探し当てる。彼女は海賊ギルドから祖国を解放するためのゲリラ組織「スノーゴリラ」と行動を共にしていた。ドミニクからミロスは人工の惑星で、推進装置を持っていて第7銀河の中心で爆発すると、第7銀河も消滅してしまうことが語られる。これこそクリスタルボーイの狙いだった。

「コブラ」寺沢武一の作品をヒーローたちのイラストで振り返る1冊 ..

ドミニクは原作だと死亡したと思われる描写があるが、後に瓜二つのシークレット・サンダースが登場。ドミニクと同一人物であることが示唆されるが結局、作者の死で不明なままとなったのは、何とも残念。ちなみにシークレットが初登場したのは、皮肉な事に「黄金の扉」だ。

なお、声優に専門外が多いのも本作の特徴で、ドミニクの声は風吹ジュンが担当。ジェーンの声は中村晃子でキャサリンは藤田淑子。主に洋画で吹替経験がある中村晃子は普通だったが、風吹ジュンは明らかに下手。一番重要なキャサリンにプロの藤田淑子を起用したのがせめてもの救いか、と思う程落差が激しい。クリスタルボーイの睦五郎は普通にうまかった。コブラの松崎しげるは、松崎しげるにしか聞こえない。

コブラ会』。映画『ベスト・キッド』シリーズ(1984~89)の30年後を描く ..

本作は、脚本に寺沢武一本人が関わっているが、それを疑いたくなる程原作のキャラクターや設定と落差が大きい。初のアニメ化という事で、あえて漫画でやれない事に挑戦したのかもしれないが、「コブラ」の世界で“真実の愛”というのはもっとも似つかわしくないテーマだと思う。そのせいもあってか、かなりアダルトな雰囲気で作られていて、女性のヌードもバンバン登場する。恐らく今ならR指定になるはずだが、原作のファンは割と高年齢で女性も多い事からさほど問題にはならないだろう。またタートル号のデザインも、原作の面影が全く感じられないほど大きくかわっている。それと音楽は東海林修が担当しているが、「さよなら銀河鉄道999〜アンドロメダ終着駅」で使った曲を、流用しているところもある。ここは映画館で見てずっこけそうになった。もっともアニメに限らず昔の作品では、BGMの流用は普通に行われていた。

そして一番の問題点は、主人公のコブラがほぼほぼ、何の活躍もしていないこと。3人の美女を誰一人として救えていないし、最後の事件を解決したのもコブラではない。彼がやったことと言えば、宇宙を飛び回ったことと、クリスタルボーイを倒したことぐらい。当時見た時も、待ちに待ったアニメ化がこんなのでいいのかと思ったものだが、その後にできたテレビ版の「スペース・コブラ」や「COBRA THE ANIMATION」では原作に忠実に、かつアニメならではの見せ場も用意されて名作となったのは、本作の反省を踏まえたのかもしれない。


チラ見えする連載の画像(なんかコブラツイスト?卍固め?してる ..

もはやヴィンテージスタイルのキャラクターモノを製作する香港メーカーとして、ソフビ者にはお馴染みなKaiju oneが『コブラ』シリーズ最新作が日本初上陸! 寺沢武一先生描く魅力的な『コブラ』キャラクターより宿敵「クリスタルボーイ」、相棒「アーマロイド・レディ」、そして屈指の人気ヒロイン「ドミニク・ロイヤル」をソフビらしいディフォルメ造形でソフビ化! 「ボーイ」はクリアで中の骨格が覗き、「レディ」ボディのダークな輝き、「ドミニク」のセクシーコスチュームなど、それぞれの個性が再現されているのがうれしい。これら単体でももちろんいいが、以前発売された「コブラ」を持っているなら、ぜひ並べて楽しみたい!

コブラの相棒レディ。また、坂本真綾がヒロイン・シークレットを担当する。 COBRA THE ANIMATION

毎回新作が注目の香港発Kaiju oneから『コブラ』シリーズ待望の新色が登場! 寺沢武一先生が描くSF漫画の金字塔『コブラ』に描かれたスタイリッシュなキャラクターたちをソフビらしいデフォルメ造形で再現するシリーズ! 今回は主役の「コブラ」はパープル、彼の永遠の相棒「アーマロイド・レディ」はライトメタリックブルー、そして人気のヒロイン「ドミニク・ロイヤル」はブラック。Kaiju oneの『コブラ』シリーズをコレクションしよう!

独断と偏見で分析していきます。 ①レディ ②ドミニク ③その他の女キャラ. スポンサーリンク.

寺沢武一の名作SFアクション漫画「コブラ」を、テレビアニメ「あしたのジョー」「ベルサイユのばら」などの名匠・出崎統監督がアニメ映画化。

左手にサイコガンを仕込み、銀河にその名を轟かせる宇宙海賊コブラ。賞金稼ぎのジェーンに興味を持った彼は、自分が700万ビートルの賞金首コブラだと告げる。初めは信じないジェーンだったが、彼が本物のコブラであることを認めると、生き別れた3つ子の姉妹キャサリンとドミニクを探すため協力を依頼する。2人はクリスタルボーイに監禁されているキャサリンを救出しに向かうが……。

歌手・タレントの松崎しげるがコブラの声を担当。立体3D方式の絵作りや、国内アニメとして初めてドルビー・サウンドシステムを使用したことで話題を集めた。2022年12月、公開40周年を記念して4K映像でリバイバル公開。

“シバの鍵”を運ぶ道中で、コブラと出会う。その姿はコブラのかつての恋人“ドミニク”に生き写し。 ブラックボーン

また、原作のロイヤル三姉妹をもとにしたフラワー三姉妹が登場する。ロイヤル三姉妹のドミニクは原作屈指の人気キャラで、毎回多くの女性と浮名を流すコブラが恐らく唯一本気で愛した女性だけに、キャラと容貌が大きく変えられていたのは、微妙な気がした。別人と割り切れればいいのだろうが。

寺沢武一公式サイトです。コブラなど寺沢作品の情報をいち早くお知らせします。

2025年1月2日、UNEXTにて視聴。

TV版スペースコブラのちょっと前に公開された劇場作品、物語は原作での「刺青の女編」をベースにしたオリジナルストーリー。

コブラの声優を歌手の松崎しげるさんが担当しているのもポイント、どうしても後のスペースコブラ以降な野沢那智さんがハマり役過ぎて違和感は感じますがこちらはこちらでまた違った男な色気を感じる良い声ではあったと思います。

他のキャラ設定も結構原作とは異なっており何故か味方ポジになったスノウゴリラの面々や見た目からかなり違うクリスタルボーイ等、劇場版らしい良さはあれどやっぱり違和感は大きいです。

作品全体としては無難にまとまってはいるものの、コブラが結構ボコボコにされてピンチに陥ったり、ヒロイン含め味方ポジのキャラがあっさりと何人も死亡したりと短時間の映画に納める都合上とはいえ原作にあった無敵のヒーロー感が薄めになってしまっておりちょっと物足りなさを感じてしまいました。

あと星型の乳首がシュール。

コブラの相棒の女性型アーマロイド。 その体はライブメタル(生命金属)という超合金から成っている。

この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがスペースコブラのドミニクが脚光を浴びる理由についてご紹介しています。

「SPACE ADVENTURE コブラ」 原作者の早すぎる死

ドミニクは、どんなキャラクターなのか?どんな名言・名場面があるのか?死亡しているのか?についてご紹介いたします。この記事があなたのお役に立てば幸いです。

COBRA vol.2 COBRA THE SPACE PIRATE

「スペースコブラ」は、1982年に放送されたSFアニメで、今でも多くのファンが存在する作品です。作品の魅力は、ユニークなキャラクターと、ストーリーの展開にあります。

ついに完結『スペースコブラ COMPLETE DVD BOOK』VOL.3

主人公のコブラは、クールで魅力的な海賊であり、相棒のレディは、美しくパワフルな女性型アーマロイドです。また、様々な惑星や宇宙船など、作品内に登場する世界観も非常に魅力的です。

原題はコブラ(コブラ)。 1977年にサイコガンの秘密、黄金の男2編 ..

寺沢武一先生
9月8日に心筋梗塞のため東京都内にて68歳で他界

監督は『家なき子』『ブラックジャック劇場版』『劇場版とっとこハム太郎』全4作品の出崎統
脚本は原作者寺沢武一と『ルパン三世 カリオストロの城』劇場版『キン肉マン』(6作目を除いて)の山﨑晴哉

過去数回鑑賞

1982年公開作品

ミロス星の女王になる資格があるフラワー三姉妹を巡るコブラと宇宙海賊ギルドのクリスタルボーイとの戦い

テレビアニメに比べるとキャラクターデザインはやはり出崎色が強い
テレビアニメの方も監督は出崎統だが
なぜかコブラの声は明らかに松崎しげるで野沢那智ではない
今まで勘違いしていたが劇場版の方が先(7月)でテレビアニメの方があと(同年10月から)
自分はアニメのコブラを観たのはTVの方が先でコブラといえば野沢那智なので松崎しげるには違和感があった
ああそういえば劇場版は松崎しげるだったなと思い出しまた今回もそれはいずれ慣れてくる
TVアニメでは原作者寺沢武一がコブラの声に山田康雄を希望したが制作会社がルパン三世と被るという理由で野沢那智が抜擢された
原作者寺沢武一はコブラに山田康雄をイメージして描いていたという
寺沢武一がルパン三世のファンだったためかTVアニメの主題歌作曲は大野雄二であり敵のクリスタルボーイの声は小林清志だった
劇場版は時代劇でお馴染みの睦五郎が担当したが小林清志と比較してもこちらはあまり違和感がなかった

原作は義手の中にサイコガンを忍ばせているが劇場版は左腕が光った後にサイコガンが現れる設定になっている
TVアニメは原作の方を踏襲している
自分としては劇場版の方が好きだ
義手を放り投げるとあとで拾いに探さないといけない
ストロンガーの手袋にしてもそうでそれを想像するとカッコ悪い
他にいくらでもあるんだろうけど

劇場版は原作版を踏襲しヌードが多い
フラワー三姉妹の乳首はピンクだがよく見るとなぜか星型だ
ドミニクの声は風吹ジュンのためか彼女の若い頃のヌードを思い出したが乳首は星型じゃない方が良いな

クリスタルボーイはTVアニメ版より劇場版の方が不気味だ
自分は劇場版の方が好き

劇場版の方はTVアニメに比べると声当て専門ではない俳優が多い
声優好きのアニメファンはこれを客寄せパンダなどと詰る傾向があるがそれは自分たちは世間一般とは違う変わり者だと認めているようなもので愚かなことだ
声優と俳優に境界線をつけているのは悪質なアニメオタクだけで実際のところそんなものはない
うる星やつらのサクラ先生は初代が鷲尾真知子だしタッチの孝太郎は林家こぶ平(現・林家正蔵)だしアンパンマンの声は戸田恵子だ
サザエさんの加藤みどりは『がんばれ!!ロボコン』でロボコンが散々迷惑をかける大山家のお母さん役としてコメディエンヌぶりを発揮してる

主題歌を歌う松崎しげるはやはりとても良い

配役
左腕がサイコガンに変化する宇宙海賊のコブラに松崎しげる
ミロス星の三姉妹の長女で賞金首稼ぎのジェーン・フラワーに中村晃子
宇宙船型刑務所で囚われクリスタルボーイに洗脳されていたミロス星の三姉妹の三女のキャサリン・フラワーに藤田淑子
コブラの相棒のアーマロイド・レディに 榊原良子
フラワー三姉妹を見守るコンピューターが作り出した立体映像のトポロ教授に久米明
宇宙海賊ギルドの幹部でコブラの宿敵のクリスタル・ボーイに睦五郎
ルルージュ星解放戦線スノーゴリラ隊長のサンドラに田島令子
ルルージュ星にてサンドラの元でお世話になってるミロク星の三姉妹の次女のドミニク・フラワーに風吹ジュン
首を切り落とされてもなお生き続ける賞金首の宣教師ダコバに緒方賢一

『スペースアドベンチャー コブラ』公開40周年記念 特別4K上映

「スペースコブラ」は、再スタートを切りたいときに観ることで、自分自身を取り戻すためのきっかけを与えてくれる作品です。

COBRA THE ANIMATION 第8話 マンドラド(アニメ / 2010)

この記事では、アニメ・漫画沼20年のたかねぎがスペース・コブラ:漫画・アニメ・映画・名言・海外の反応・ネタバレをファンが徹底解説!のご紹介をしています。 スペースコブラとは 「スペースコブラ」は、1982年に放送されたSFアニメで、今でも多くのファンが存在する作品です。作品の魅力は、ユニークなキャラクターと、ストーリーの展開にあります。 主人公のコブラは、クールで魅力的な海賊であり、相棒のレディは、美しくパワフルな女性型アーマロイドです。また、様々な惑星や宇宙船など、作品内に登場する世界観も非常に魅力的で ...