・フジクラ「SPEEDER(スピーダー) NX for Cobra」


言うまでもなく、誰もが8度のドライバーを扱えるわけではない。ここで話しているのは低スピンでフラットな軌道を実現する8度のドライバーについてであり、8度のコブラ「DARKSPEED LS」にフィットするゴルファーの割合は非常に低いという不都合な事実は歴然としている。しかし、フィットする人にとっては、潜在的な初速の向上は魅力的だ。


【楽天市場】コブラ ダークスピード(ドライバー|メンズクラブ)

先に言及した微調整は、ロフト角8度のモデルではさらにアグレッシブな空力形状が提供されているということだ。コブラのロボットテストでは、同じ力を加えた場合、8度の初速は9度のモデルよりも平均で0.44m/s速かったらしい。

クラブシリーズのモデル数という一見基本的なことが、実は額面通りではないというのが最近の傾向だ。厳密に言えば、コブラ「DARKSPEED」ラインナップは3つのモデル(「LS」、「X」、「MAX」)で構成されているが、ここには「*(アスタリスク)」を付けるにふさわしいちょっとした楽しいひねりがある。

ヘッドスピードが上がる『DARKSPEED LS』 · 差し色はなく、全てがダークなブラックフィニッシュ · この写真の記事に戻る

空力特性については後ほど詳しく説明するとして、まずはコブラの「DARKSPEED(ダークスピード)」が「AEROJET(エアロジェット)」より改良されている点をいくつか挙げておきたい。

この「DARKSPEED(ダークスピード)」ドライバーを工業的なデザインの観点から見ると、「レーシングカー」、「飛行機」 、個人的に「ステルス戦闘機」のイメージを強く感じる。戦闘機と言えば「PXG」。迷彩柄のクラブを発売しているものPXG、もしかしたら、PXGの創業者であるボブ・パーソンズのクローゼットからインスピレーションを得たのかもしれない。そんなことはないと思うが…。

注目の最新ギアを紹介&プレゼントするGG&G(ゴルフグッズ&ギア)。今回取り上げるのは、コブラ「ダークスピード LS」ドライバー。

中間に位置する「DARKSPEED X」は、コブラの売上の大部分を占めることになるだろう。コブラは「X」が販売の40%を占めると予測しているが、これは通常、中間のモデルが占める割合より少し低いかもしれない。これはコブラの中間モデルのドライバーが競合他社の同等のものより低スピンであることに因る時もある。

コブラの「DARKSPEED(ダークスピード)」ドライバーシリーズですぐに目についたのは、この落ち着いた雰囲気のシックなダークトーンカラーだ。万人受けはしないとしても、多くのゴルファーに刺さるビジュアルなのは確かだろう。

24【Qi10 コブラ ダークスピードX ドライバー】日本仕様 9.0°

ここからは実測データをもとに凄腕シングルでもある松尾氏にクラブ分析と試打レポートをしてもらいます。試打および計測ヘッドは10.5度、シャフトは「SPEEDER NX for COBRA」でフレックスSです。掲載数値はすべて実測値となります。

コブラは万人に合う最高のドライバーを作っているから絶対に買うべきだと言いたいわけではない。前述した通り、どのメーカーも良いものを創っている。しかし、もしこの記事に惹かれるものがあったら、ぜひコブラの「DARKSPEED(ダークスピード)」ドライバーを試打リストに加えてほしいというだけだ。


コブラダークスピードMAXドライバー試打評価|コブラである理由なし

左が前モデルの『エアロジェット LS』、右が『ダークスピード LS』。カラーリングがガラッと白から黒に一新された。見た目以外にヘッドデータを比較すると、変化した部分と継承されているポイントがあった

コブラ「ダークスピード」買うならゴルフパートナー。最も空気抵抗を受けない形「流線形」に極限まで近づけた形状でヘッドスピードが加速する.

コブラ
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Tour AD for Cobra/Speeder NX for Cobra●硬さ:共にS

【前作より空力と重心位置で飛ぶ】COBRA DARKSPEED Xドライバー&MAXドライバー 試打計測 コブラ ダークスピード

今回はコブラ『ダークスピード LS』ドライバーを前モデルの『エアロジェット LS』ドライバーと比較しながら分析していただきます。カラーリングも白から黒に変更された今モデルですが、ヘッドデータに違いはありますか。

コブラ(Cobra)(メンズ)ダークスピード MAX ドライバー(1W

【コウタロウ】
後方に12gは、寛容性もあり、芯が広くなったようなやさしさがとても感じられます。扱えるゴルファーは増えそうですが、それでもロースピンのコントロール系ヘッドの雰囲気は変わらないので、やっぱりドライバーがある程度上手いゴルファーが対象になる気がします。どのウエートポジションも弾道の変化は感じられましたが、総じて打ち出しの高さが取れないと厳しい。ですが、ハマればバカみたいに飛んでいく印象で、やっぱりコブラの「LS」はただもんじゃないっスね。

コブラから「DARK SPEED」シリーズが登場。クラブフィッターの鹿又氏がメーカー担当者を直撃。その性能を明らかにする。

【ミタさん】
コブラは毎年テーマカラーが変わって楽しいですよね。前作の「エアロジェット」シリーズはブラックボディの中にどことなくトリコロールカラーを意識していましたが、今作はマットブラック一色。前作「エアロジェット LS」や他社のロースピンモデルと比較しても浅めの重心設計で、“超”低スピンモデルのくくりで間違いないでしょう。

コブラ『DARKSPEED シリーズ』フェアウェイ トラックマン試打

コブラの最新作「DARKSPEED(ダークスピード)」シリーズが発売された。浅重心のロースピンモデル「」、スタンダードモデル「」、コブラ史上最大級の慣性モーメント「」の3機種がラインアップ。前作のテクノロジーをよりアップデートさせたというが、果たしてその全貌はいかに。まずはツアープロの使用率が最も高い「DARKSPEED LS」を取り上げる。機種の特徴をギア知識が豊富なミタさんが解説。アスリートゴルファーのコウタロウ(HS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(HS40m/s)が試打を行い、ヘッド性能を探った。

Kaiju Oneのソフビ コブラのアーマロイド・レディ販売ページ。カラーはダークメタリックブルーです。

コブラ「DARKSPEED(ダークスピード)」ドライバーシリーズのストーリーは単純明快。ヘッドスピードの速いゴルファー(45m/s以上) には、このクラス最高の空気力学によってさらなる初速アップをもたらしてくれるはずだ。